睡眠薬デパスと酷い離脱症状

デパスは、内科でも、精神科でも大した検査や診断もせず、適当且つ気軽に処方される最もポピュラーで、中毒性の高く、離脱症状も酷いベンゾジアゼピン系抗不安剤です。ただ、患者の中には中毒になったり、離脱症状が生じない患者も4割くらいはいるそうです。

デパスは、薬剤業界的には抗不安剤に分類されるらしいのですが、僕は睡眠できるように出されているわけで、睡眠薬と大した差はないのですが、僕の場合、「気持ちを安定させ、筋肉のこわばりをやわらげてくれるお薬ですから、楽に入眠できますよ。」と処方されましたのが「離脱症状」という生き地獄と多剤処方の無限ループの始まりでした。

僕が経験した主な離脱症状(体調不良)は、

 1. 経験したことのないような肩と首の硬直と凝り

 2. 突然の便秘

 3. 胃腸障害

 4. めまい

 5. 吐き気

 6. 夏でも激冷え

 7. 極度の食欲不振

これらがなんでデパスが原因だとわかったかというと、減薬後すぐに症状が劇的に軽減したからだ。特に、便秘、めまい、吐き気、食欲不振は減薬後1週間で殆どなくなりました

肩や首の硬直による凝りは、想像を絶する辛さでした。僕は椎間板ヘルニアで苦しんだことがあるが、普通の整形外科的な痛みというのは、炎症が収まるまで1~2週間は動けない程痛いが、その後は整体などで徐々に回復していくのが普通です

しかし、離脱症状の凝りは、炎症が起きているわけではないので、劇症期が永遠と続きます。脳が誤動作を起こし、筋肉を硬直させてしまっているための痛みなので、そこに手を打たないと、時間が経過してもマックスの痛みが24時間永遠と続くわけです。

この症状を医師に相談しても、デパスの離脱作用だとは説明してくれません。私は、日本及び海外で肩凝りが尋常でないことを13人以上の医師に伝えてきましたが、口を揃えて「不眠」、「加齢」が原因だと適当な診断をするのです。彼等は本当に離脱症状を知らないのか、それとも確信犯なんでしょうか?未だに私はわかりません。しかし、その後にだいたい言われるのが「デパスの量を増やすか、複数回服用してはどうでしょうか?」という、今考えてみれば離脱症状を悪化さる診断がされるのです。医師が故意なのか、故意ではないのかは知るよしもありませんが、病気を作っているのです。

僕の場合、肩と首の凝りが最も酷かった今年の2〜7月の間に、おそらく、鍼、灸、整体、タイマッサージ、グラストンテクニックなど合計すると50回以上施術してもらったはずです。しかし、症状が2〜3日継続して軽減したことはありませんでした。ヨガ、ストレッチ、筋トレ、リラックス法、アロマ、なんでもやりましたが全く効果はありませんでした。皆さんもお試しになったことと思いますが、ガッテンなんとかというよな健康番組をYoutubeでチェックし、そこで紹介されている方法もいくつか試みましたがこれも全く効果はありませんでした。

この硬直の原因が、その硬直を弛緩させる目的で処方されているデパスだったとは、本当に空いた口が塞がりません。しかし、よく考えると、睡眠薬で不眠が一時的に軽減しても、中長期的には不眠が悪化し、最終的に薬を飲んでも眠れなくなる構造と酷似していることに気づきました。

そのとてつもない肩や首の凝りも、減薬後、嘘のように3週間で8割方回復しました。今まで僕は何か悪い夢を見ていたのか?今でも信じられません。

さて、これからは自然に眠れるように、減薬を続けていきます。

プッシュ通知を

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)