ハルシオン減薬 166日目 

ああ、また、昨晩も一睡もできなかった。昨年の大晦日から2時間しか眠れてない。よく身体が持つものだと、自分の事だが変に感心してしまう。もう入眠できる感覚を忘れてきている。

肩の硬直は相変わらずひどく、便秘は完全に復活した。体調は絶不調だ。メンタルは、やられてないのが不幸中の幸いで、そこは去年とは全く違う点だ。昨年のようにアカシジアもない。

さて、昨日、どうせ眠れないならハルシオンを減薬しようと決意し、実行した。まずは、0.25mgのハルシオン1錠を3/4服用していたのを1/2に減薬した。容量に治すと0.18mg→0.125mgに減らしたことになる。

よく考えたのだが、減薬しても離脱はこれ以上ひどくはならないと思う。なぜなら、ハルシオンの半減期は2時間だが、僕は就寝前の22時に服用している。ハルシオンの半減期、最高血中濃度到達時間は2.9時間と1.2時間だ。

  • 半減期(T1/2):2.9時間
  • 最高血中濃度到達時間(Tmax):1.2時間

僕の記憶だと、ハルシオンは朝残っても、午前中に眠気が残るということは殆どなかったと思う。そうなると、ベンゾの血中濃度が激変して、身体がパニクルのは、半減期の3時間から最長で8時間くらいと推論できる。つまり、現在の服用状況だと午前1時から5時くらいが一番辛いはずである。その後もベンゾの血中濃度は下がり続けるわけだから、ずっと辛く、22時に少し楽になるということを繰り返しているのではないだろうか?

なぜ、そう思うのかというとデパスの経験から気がついたのだ。デパスを就寝前に飲んでいたものを3分して、日中も飲むようにしたら身体がかなり楽になり減薬が進んだ。その後、24時間ベンゾの血中濃度が安定するように4分し服用し、最終的には断薬できた。つまり、就寝前に服用していた1.5mgのデパスが服用間のベンゾ血中濃度の波を作り、それが離脱を悪化させていたのだろう。

とすると、ハルシオンも就寝前一回の服用が服用間の血中濃度の波を作り離脱をひどくさせているのではないだろうか?ハルシオンは、半減期が短く、力価が高いので、血中濃度の変化も他のベンゾ薬よりも大きいはずである。それだけ、離脱も酷いのではないだろうか?

今のハルシオンの常用服用量0.18mgでは、僕はもう入眠することはできない。いくら服用しても、絶不眠日が続くだけだ。依然は、3日も絶不眠が続けば、その後3〜5時間眠れたが、デパスが無くなり、ハルシオンの減薬が進んだら、ただ絶不眠日が繰り返すだけになってしまった。

どうせ入眠できないなら、今は離脱をどうにかすることだけを考えるべきだろう。離脱を軽減するには、ベンゾの血中濃度を安定することだけを考えたほうがいい。ベンゾの血中濃度を安定させるためには、2つの方法がある。

1.0.125mgのハルシオンを8分して3時間毎に服用する(同時に減薬を続ける)

2. 断薬して血中濃度を2〜3日で0に近くする(一気に断薬する)

1だと1%づつで3ヶ月かかる。その間は、おそらく絶不眠が続くだろう。ペイユンさんの体験だと、断薬したあとに3ヶ月くらいは絶不眠と戦ったらしいことを聞いた。そうなると絶不眠を6ヶ月続けることになる。2だと3ヶ月だ。

デパスの減薬を開始した時に、経験したのは:

睡眠→悪化

体調→劇的に回復

脈拍数→1週間上昇して、その後下降

今回は、既に睡眠は絶不眠が2週間弱続いているので、これ以上悪くはならない。離脱は、肩の硬直と便秘に絞られたが、これも最悪レベルに近い。脈拍数は過去最高でこれまた最悪だ。

今夜、ハルシオン断薬を決行する。駄目なら、また服用して戻ればいい。

 

 

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