不眠と脈拍数 常用時

週末は久しぶりに仕事をした。過去6ヶ月、絶不眠が続いており担当している事業の業績が半減してしまった。マジか😅。頭が少し働くようになってきたので、少しプロジェクトを早回しするために、無理をしすぎないように1〜2ヶ月頑張ろうと思う。昼に来て19時に残務が終わったので、脈拍数のデータを整理することにした。

私の脈拍数は、Fitbitという活動計で記録している。Fitbitは、確か2010年頃から使っているのだが、それから4機種ほど買い替え脈拍数が記録できるようになり、脈拍数のデータは2015年から取っている。

私の使っているFitbit Charge3は、データの記録も正確で、耐久性もあり、それまでのモデルと違って1年で壊れるようなことはない。ただ、1つだけ問題なのが肝心の脈拍数データがExportできないことだ。脈拍数は確か20分刻みで記録されている。3年分となれば、13万近い数値が記録されており、とても貴重な健康管理データになる。しかし、Exportができない。せめて、安静脈拍数と最低脈拍数だけでもExportできればいいのだが…。

そこで、面倒だが今日は仕事が終わったあとに、2015年からの安静脈拍数データをアプリから1つ1つExcelに転記していくという恐ろしくローテク且つ非効率な作業を我慢してやることにした。データ数は、ざっと1600程度だろうか。大したことなく見えるが、老眼でスマホのアプリからデータを転機するのは楽ではない。3時間程かかったが安静脈拍数データをExcelに転記完了した。そして、様々なことが脈拍数という数値を通してわかってきた。これからシリーズで「不眠と脈拍数」について1年ごとに解説していく。

まずは、2015年の睡眠薬常用期のデータを折れ線グラフにしたものを見て頂きたい。

2015年の平均安静脈拍数は65で、59〜63と非常に低い日もある。8月から9月にかけて安静脈拍数が急低下し、そこから11月まで徐々に上昇している。これは、おそらく通院する病院を変えたタイミングだと思う。この時期、通院していた精神科の医院長が診察中に急に発作か何かを起こし、他の精神科に紹介されたことがあった。その際に睡眠薬の処方が変わったので、その薬に耐性ができるまで少し時間がかかったのだろうと推測する。

安静脈拍数は、9月までは2週間周期くらいで上下を繰り返している。これは、おそらく耐性ができ眠れなくなると、薬を組み替えていたので、そのためにできた上下の波だと思われる。上下の波の高低差は10程ある。これを今月と比べると、今月の高低差は64〜69程度なので5と半分だ。ベンゾ影響下の安静脈拍数の高低差は非常に大きいと言えるだろう。

2015年は、既に不眠症の悪化がかなり進んでいた。睡眠薬は、おそらく、ハルシオン、ルネスタ、デパス、マイスリー、レンドルミン、ドラールなどから3種類程度を組み合わせを変えながら耐性ができるのをどうにかかわし、眠ろうとしていた。この期間は、入眠はできていたが3時以降何度も起きてしまったり、早朝に起きてしまったりすることが主な悩みだったと記憶している。

体調はそれ程悪くなかったが、睡眠時間は既に3〜6時間まで短くなっていた。月に何回かは絶不眠の状態もあったかもしれない。タイのビーチリゾートに行っても、この頃からは眠れなくなってきていた。

離脱症状としては認識していなかったが、この頃から精神的には不安定なことが多かった。また、胃腸障害はこの頃からずっと続いていたが、便秘にはそれ程悩まされていなかったと記憶している。

残念ながら2015年はまだブログや睡眠日誌を付けていない。睡眠日誌やブログの記録を始めたのは、ブログが2017年からで、睡眠日誌が2018年からなので、処方薬や睡眠状態はおぼろげな記憶からである。だから、健常時の自分の安静脈拍数がわからない。

2015年の安静脈拍数は、だいたい63〜67くらいに収まっている。これは現状より低い値だ。この期間は、睡眠薬を使ってGABA受容体を活性化し鎮静効果を得て、脈拍数を下げていたのだろうと思われる。

しかし、当時は、その裏でベンゾがGABA受容体を劣化させ、そのことが睡眠の悪化、肩や首の硬直、めまい、消化器障害、不安増幅などを引き起こしているなどとは、夢にも思わなかった。

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