肩の硬直という離脱症状

離脱症状というのは、徐々に身体を蝕んでくるので、気づかない事が多い。私も、肩の硬直が離脱だと気づいたのは、2018年2月頃に向精神薬を急断薬した時に起こした劇症型の離脱を発症したときだ。

では、この肩の硬直が常用時からどのように変化してきたのかをまとめておきたい。

私はもともと椎間板ヘルニアをやったことがある。そのため、腰や背中を定期的に痛めていた。時にはぎっくり腰をやっていた。こういった腰周りの不具合は、すべて椎間板ヘルニアから来ているものだと思っていた。おそらく、腰の不調は2010年前後から2015年くらいまで、特に冬期に発症していた。しかし、カイロプラクティクに2週間程度通い、ジムでストレッチをやれば大体は治った。

そして、2015年くらいから腰というよりは、背中が急に痛くなるようになった。この背中の痛みはなかなか取れず、背中の下のほうが痛くなることと、背中の上の方が痛くなることがあった。これは、ストレッチやカイロに行っても1ヶ月以上続くことが多かった。この頃から、カイロだけではなく、鍼を施術してもらうことも増えた。鍼をすると、2〜3回でだいたい良くなった。

この辺りまで、背中の痛みが離脱だということは全く認識していなかった。まず、離脱という言葉を知らなかった。みなさんは、どうだろうか?離脱と言う言葉を知らなくても、今振り返るとなぜ睡眠薬と背中の痛みを関連づけられなかったのかと思う。しかし、当時は不眠そのものが背中の痛みに関連していると信じ込んでいた。殆の人がそう思っているのだろうと思う。

貴方がもし、睡眠薬を服用していて、身体のどこかが痛かったら。それは、不眠が原因ではない。肩、首、背中の痛みの原因は、睡眠薬である。不眠で痛みが悪化することはあっても、原因は不眠ではないのだ。それに早く気づいて欲しい。

2018年くらいになると、だんだんと背中の上から、肩、首にかけて痛くなってくるよになった。だんだんと、痛いだけではなく、固くなるようになった。2018年初旬に向精神薬の急断薬をして、劇症型の痛みを発症し、肩や首の周りがボキボキと音を立てるようになった。この頃の痛みはまだ、動かしたり、伸ばしたり、マッサージしてもらうと気持ち良い痛みで、施術後は楽になる痛みだった。

2018年7月に減薬を始め、一時的に肩の硬直がかなり軽減した。一時は、湿布もホカロンも必要なくなった。ところが、減薬後期になると、肩を中心に硬直が悪化した。この硬直や痛みが今も続いている。

この減薬後期から断薬後の肩の硬直が、それ以前と全く違うのは、とにかく可動域が著しく狭くなり、硬い。筋肉痛とは違い、痛さの強弱が無く1日中痛いことだ。そして、痛さを軽減するはずの運動、ストレッチ、マッサージ、カイロ、鍼などは全く効果がなく、反対に症状を悪化させてしまう。

この離脱による筋肉の硬直への対策は、1.耐えること、2.湿布を張ること、3.ホカロンを張る くらいしか有効な手立てはない。残念だが、どんなサプリを飲んでも、食事療法をしても、温泉に行っても、リラックスしても、状態は変わらない。気休めになることは、いくらでもやればいい。しかし、気休めは気休めだ。それ以上の効果を期待しすぎて落胆しないようにしてもらいたい。残念だが、減薬後期からの肩の硬直を緩和する方法は無いと思う。貯金をはたいて色々なものを試したが、全く効果がなかった。

今でも、肩の痛みは8/10くらいの痛みが残っており、左肩は殆ど上がらないし、自由に使えない。しかし、諦めている。どうにもできない。待つしか無いのだ。

医師や不眠症を知っている人に話しても、「整形外科に行ってみたら?」と言われるだけで、実際に整形外科に行くと、まず湿布を処方され、次に痛み止め、1ヶ月するとレントゲンを取られて、誤診されわけのわからない薬を処方されるので、私は行くべきではないと思う。私は2度、違う整形外科に行ったが、3時間も待たされ、結果は同じだった。整形外科というのは、レントゲンに損傷が写し出されないと、診断ができないのだ。私の場合、背中の骨の湾曲を指摘され、加齢により蛇背が痛みを発症しているので、治らないと言われた。私は、それをずっと信じていたが、とんでない誤診である。ただ、幸運だったのはわけのわからない病にされなかったことだ。整形外科とはこんな程度なのだ。正直行っても無駄である。整形外科とは、骨が折れた時や肉離れを起こした時など、原因がはっきりしたときしか役に立たない。

肩や首の硬直は、睡眠薬の離脱で最も辛いものの1つだ。私の場合、絶不眠よりずっと辛い。そして、残念だが緩和する処方箋は、気が遠くなるほど時間がかかる断薬だけなのだ。

肩の硬直という離脱症状” への9件のフィードバック

  1. shinさん、こんにちは。
    肩の痛みはホント辛いですね。私も一時は手が上がらない、回せない、ありました。指がこわばりコインをつまみにくいこともありました。でもゆっくりですが、この1年4ヶ月で徐々にラクになってきてます。ラジオ体操も一時やってましたが、続けると良かったように思います。少し動かせるようになったら始めたら良いかもですね。
    肩に限らず、いずれの離脱症状も一年前後で随分回復するのではないでしょうか。肩より私は不眠の方が先に回復しましたね。

    1. ゆうさん、こんばんは(^^)

      そういって将来の見通しを言って頂けると、本当に心強いです。肩は、本当に固まってしまったように動かないし、硬いです。動かすとボキボキと音を立てるし、力が入らないし、本当にこれから回復するのか心配になります。こうして経験者のゆうさんに声を掛けて頂けて本当に有難いです。

      今日は平日には珍しく、2キロくらいだけですがさっき走ってきました。帰りにコーヒーとサラダ菜とリンゴを買ってきて、自分でどういうチョイスなのかと考え込んでしまいました(^^)。そんなことをやって肩の痛さを紛らしています。

      札幌は、外で気持ちよく過ごせるのはあと2カ月もないですからねえ。梅雨が無いのはいいんですが、なんせ寒いです。今のうちに走っておかないと!

      ゆうさんは、東京ですか?

  2. フルーツサラダも美味しいですよ、ぜひ!
    私は日本最古の温泉のある街に住んでます。来られたことあるかな?気候温暖でのんびり、とても良い所ですよ。とはいえ都会も好きです。仕事で色々行くので、バランス良く楽しみたいです(^^)
    そちらはもう2ヶ月程で寒くなるんですか?札幌なんて憧れの街ですが、同じ日本でも気候が全然違いますね。
    この時期、走るのはホント気持ちいいですよね。私は何でも型から入るタイプなので(^^)ウェアを買い換えたり、気分転換しながら身体の違和感を乗り越えてます。
    痛くても辛くても、色々楽しみながらお互い前に前に進みましょうね。

    1. ゆうさん、こんにちは。

      札幌は、まだというか20度です。このまま夏が終わりそうな感じもします。
      夜には未だに12度とか15度になるんで結構寒いです。

      最古の温泉地ですか。いい所にお住まいなんですねえ。
      どこが最古だか知らないのですが、とにかく東京ではないのですね(^o^)

      早く回復して、家から歩いて温泉と街があるようなところで1週間くらいブラブラしたいなあ。
      今は何しても寛げないからなあ。

      >そちらはもう2ヶ月程で寒くなるんですか?札幌なんて憧れの街ですが、同じ日本でも気候が全然違いますね。

      札幌は、最近は9月まで暑いこともありますが、8月2週くらいになると、もう晩秋みたいな気候ですよ。
      私が移住してきた20年前は、9月はもう関東の冬みたいに寒かった記憶があります。

      ゆうさんのおっしゃるとおり、辛くても何かしら楽しみを作って前に進みます。
      あと一息なんだけどなあ(^o^)

  3. 昨年の10月に心療内科で睡眠薬に手を出し、メイラックス・マイスリー・サイレース・セロクエル・ベルソムラなど様々な薬を試しましたが、shinさんが仰る通り睡眠時間はますます減り続け体調も精神面もどんどん悪化し、流石におかしいと思いネットで情報を漁ったところ、今年の5月くらいにこちらのブログに出会い断薬を決意しました。
    現在は一週間のうちの数日は夜寝る前にレポスミンを服用しつつ、睡眠薬服用中や断薬直後は全く不可能だった昼寝が出来るくらいには回復しました。
    トータルの睡眠時間は健常時よりも少なく中途覚醒もしまくりですが睡眠薬服用時よりもはるかにマシです。
    しかし首・肩・背中の張った痛みや重たさなどの不快感は改善せずに閉口してしまいます。
    酷い時は肩背中にのしかかられているような重さと痛みを感じフラフラ歩いてます。
    睡眠薬の薬害は周囲の理解が得られにくいのが辛いですよね。肉親でさえ精神的な問題だ、甘えだとあまり相手にしません。
    こちらのブログとshinさんは本当に救世主でした。一年も睡眠薬を服用し続けないうちにこちらのブログに出会えたことに感謝いたします。
    最近はshinさんも自然入眠の回数が増えてきているそうなのでこのまま快方に向かっていきますように。
    長々と失礼しました。

    1. 通りすがりさん、おはようございます。

      >しかし首・肩・背中の張った痛みや重たさなどの不快感は改善せずに閉口してしまいます。
      >酷い時は肩背中にのしかかられているような重さと痛みを感じフラフラ歩いてます。

      首肩の硬直は最も辛い離脱の一部ですよね。

      ブログがお役に立てて嬉しいです。

      おそらく、回復の過程を読ませて頂くと、完治はそう遠くはないと思います。
      ただ、肩や首の硬直は長引くかもしれませんが、気長に付き合うしかありません。
      特効薬は、断薬への強い意志と時間だけです。

      それでは、お大事にして、同時に人生を楽しんでください!

  4. はじめまして。同じような離脱症状が出ていてスマホで調べていたらこの記事にたどり着きました。わたしも首と肩の硬直が酷く、思うようにチカラが入らず動けず泣いています。トイレに行くのも大変でイヤになります。私は15歳の頃から23歳の春ごろまでずっとたくさんの精神薬を飲み続けていました。現在23歳なのですが3年前に結婚したのをきっかけに妊娠出産のことを考えて少しずつ薬のない生活に近づけてきました。
    今は一切飲んでいないのですが、離脱症状との闘いが辛いです。
    最初はひどい頭痛が続いてCT検査するも異常なし。一ヶ月後に痛みがひどくなっていったのでMRI検査をしましたが異常なし。
    断薬していることを話すと、もう一度薬を飲むといいよってあっさり言われて、頭痛外来の先生に本当にイラッとしました。
    少しずつ変化していく離脱症状に絶望感がすごくて最近毎日死にたいと口にする様になり、本当に孤独、、辛い日々です。
    この記事を見て私だけではないんだって思えて少し楽になりました。
    ありがとう。

    1. すーちゃんさん、おはようございます。(^^)

      首や肩の痛みは、間違いなく離脱です。私の場合、それさえも最初は不眠が原因だと信じていたのですが。
      ざっくり言うと、多くのベンゾや向精神薬といのは、いくつかの作用があります。例えば、睡眠薬は殆どの薬が
      鎮静作用、筋弛緩作用、不安解消作用があるのですが、2週間もすると、これが逆作用に変わります。
      つまり、飲めば飲むほど眠れなくなり、肩が硬直し、うつ状態になるわけです。これは、向精神薬でもほぼ同じです。

      死にたいと口にするのも、実は離脱症状です。私は、断薬後は一睡もできない状態が7ヶ月続き、今でもほぼ絶不眠
      です。しかし、以前は死ぬことばかり考えていたのに、そんなことは全く考えなくなりました。

      不眠症、精神疾患の最も有効な治療法は、病院に近づかないことなのです。

      1. お返事ありがとうございます。
        布団の中からこんにちは。
        最初は精神科に行き、そのうち薬を飲んでいれば治るのだろうと勘違いしていました。
        現実は薬は増えていく。
        増えていくとずっと眠くて起きれない。
        ずっと布団に入ってずっとモヤモヤ考えながら、解決することもなく時間が過ぎてゆく。
        当時夜間高校に行っていたのですが生活リズムも狂ってしまい、学校に行ってもあたまが働かなくて、先生も生徒の声も全てがうるさくて敵でつらかった。
        五年間在籍したものの中退で終わりました。
        ずっと薬は私を支えてくれているんだと思ってました。
        つらくなったら頓服や余った薬を一気に飲んで眠れば楽になれる。
        つらいときはいつも薬が助けてくれる。
        こんな勘違いに気づいたのは結婚後でした。
        旦那さんが、精神科は今日もやりたい放題みたいなタイトルの本を読んだらしく、私に薬は良くないんだということを教えてくれました。
        それから自分でも調べるようになりました。
        本当に恐ろしいものですね。
        もっと早く気づいて行動していればよかった。
        8年間も頭がぼーっとした状態で生きていた。ゾッとする…。
        薬を辞めたいと医者に話すと、最初から薬は補助と言ったはず。最終的には自分が変わらなければ治りません。って言ったのにはビックリしました。
        最初から薬など出さなくていいのに。無責任な医者め。離脱症状のことなど一言も説明しないし。
        お互い生き生きと生活できるようになるといいな。
        つらい思いをした分、いいことがあります。
        長くなってすみません。
        あなたのこの記事に助けられたような気がします。ありがとう。

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