不眠症の定義

日本睡眠学会によると、不眠症とは:

「夜間中々入眠出来ず寝つくのに普段より2時間以上かかる入眠障害、一旦寝ついても夜中に目が醒め易く2回以上目が醒める中間覚醒、朝起きたときにぐっすり眠った感じの得られない熟眠障害、朝普段よりも2時間以上早く目が醒めてしまう早朝覚醒などの訴えのどれかがあること。 そしてこの様な不眠の訴えがしばしば見られ(週2回以上)、かつ少なくとも1ヵ月間は持続すること。不眠のため自らが苦痛を感じるか、社会生活または職業的機能が妨げられること。などの全てを満たすことが必要です。 
なお精神的なストレスや身体的苦痛のため一時的に夜間良く眠れない状態は、生理学的反応としての不眠ではありますが不眠症とは言いません。」

と定義付けられている。こんないい加減な不眠症の定義を信じてはいけない。

私も含め多くの不眠症患者は、国や学会、医療機関の発信している情報を鵜呑みにしている。しかし、彼等の情報は殆どデタラメである。情報を信じ、不眠症を治療しようとすると、どんどん不眠が悪化し、様々な体調不良が生じる。

この定義の文章を良く読むと、夏に人より暑がりだとか、汗かきだから不快だと言っているのとあまりかわらない。それなのに、睡眠に関わることだと「症」でも病にしてしまうのは、どうしてなんだろうか?

上の定義は、免責がうまく末尾に付されている。

「なお精神的なストレスや身体的苦痛のため一時的に夜間良く眠れない状態は、生理学的反応としての不眠ではありますが不眠症とは言いません。」

しかし、一時的とは、どのくらいの期間なのかは、全く定義付けられていない。つまり、逆を捉え方をすればある一定期間の不眠の場合、不眠は単なる不眠であって、病ではないのだ。

不眠を病だと思ってしまうことから、私の長く苦しい悲劇が始まった。医師がなんと言おうと、殆どの場合、不眠は病ではない。病化させているのは、睡眠薬を処方し、薬漬けにしている医師であり、悪化させているのは貴方の心の弱さと睡眠薬(依存)なのだ。

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不眠症の定義” への2件のフィードバック

  1. 医師がなんと言おうと、殆どの場合、不眠は病ではない。病化させているのは、睡眠薬を処方し、薬漬けにしている医師であり、悪化させているのは貴方の心の弱さと睡眠薬(依存)なのだ。

    ↑これは完璧な真実ですね。ちなみに鬱病や統合失調症やなんかもこれですね。国立精神神経医療研究センターのHPのトップに30フォントの赤字で記載すべき文言ですね。

    冗談のような話ですが、元々は病気でなかったのに、精神科に行って薬を飲むとそこで初めて不眠症や鬱病や統合失調症になるのです。ギャグですね。

    1. 統合失調症とか、発達障害とか、本当にそういう病があるのかどうかも正直、疑問ですよね。

      鬱から不眠症になるとか、不眠症から鬱になるとか、医師がTVなどで、もっともらしく説明してますが、もともとの鬱や不眠症も、その後の不眠症や鬱も殆どの場合、自作自演です。よくもまあ、あんないい加減なことを公共の電波で流すなあと逆に感心してしまいます。

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