断薬後536日目 3時間睡眠

昨夜は、3時にリポスミン半錠を服用し間もなく入眠。8時くらいまでとぎれとぎれ眠った。トータルで3時間は眠ったろう。かなりスッキリした。やはり、2日絶不眠が続くとリポスミン半錠でも眠れるのだ。この点は、常用期とは違う。常用期はリポスミン程度では、2錠飲んでも全く眠れなかった。断薬後8ヶ月目でリポスミンを服用するようになったが、そのときも最初は2錠服用し、1錠に減らしたがすぐに耐性が付き、2ヶ月もすると1錠では効かなくなった。半錠だと、ハイになるだけで、全く入眠もできなかった。

しかし、今は半錠で少しは眠れる。だから、はやり入眠のきっかけだけ付けば2〜3時間は眠れるようにはなったのだ。これは大きな前進だ。

話は変わるが、本格的に投資を始めた。今の仕事も3割収入が落ち、このまま事業がうまくいかなければ、役員を退任することになるだろう。不眠症を悪化させてまた生き地獄に逆戻りはしたくない。今は仕事に集中し精一杯やっているが、精神的にやられるようだったら、流して退任させられるのを待つ。薬が抜けたせいか、確かにかなり焦っているが、昔のように仕事がうまくいかなくて、追い詰められるような精神状態には全くならないからラッキーだ。しかし、もともと、仕事で不眠症になったので、もう同じ間違いは繰り返さないつもりだ。僕も株主でもあるので、ギリギリまでは粘るつもりだ。今まで、何でもかなりいさぎよく生きてきたので、最後くらいはいいだろう。

この3〜4年、運いいのか悪いのか、殆どお金を使っていない。だから、ある程度蓄えがある。不眠症の渋滞期に溜まった貯金だけを使って株式投資をしてみようと思う。私は、以前から少しであるが株式投資をしていた。しかし、1997年の通貨危機では4割減(40万円損失)、2000年のインターネット・バブルでは5割減(300万以上損失)、リーマンショック時にはプラス・マイナス0(正確には数万円プラス)と儲けたことがない。特にインターネット・バブルの時は、550万くらいの元手で半分以上損失を出し、その後2007年まで株式には手を出していなかった。

しかし、よく振り返って見ると儲かるわけがない、以下のような致命的な失敗をしている。

  1. いづれも危機の半年くらい前から投資を始めていた
  2. 暴落時に持っている株のナンピン買いをし続け膨大な含み益をかかえる
  3. 大底前後2〜3ヶ月で膨大な含み益にビビって株式市場から撤退
  4. 大底でほぼ9割方キャッシュを使い切っている

日本の個人投資家お8〜9割は損をしていると言われているが、殆ど上記と同じような投資をして大損しているに違いない。私は、そのお手本的な存在だと確信している(*´ω`*)

次に個別銘柄の選び方や投資戦略も負ける個人投資家のお手本だった。その内容だが、

  1. 銘柄選びは有名銘柄、高配当なことが理由
  2. 1の銘柄を数銘柄保有し、その数名柄をナンピン買い、集中投資していた
  3. 決算報告書などは見たことがなかった

まず、1は暴落時は日経と同程度暴落し、反発も鈍い。また、高配当銘柄というのは、だいたいが成長性がなく、尻すぼみの企業ばかりなのだ。そして、そういう時代に乗り遅れた銘柄をナンピン買いしていくわけだから、暴落から5〜10年もすれば値を戻すこともあるが、殆どは何年も株価は暴落前に戻らないのだ。

そして、3はもっと致命傷だ。決算報告書を見ないで、株を買うのはお見合いサイトでコピペのプロフィールと写真アプリで整形しまくりの写真を見て、実際に会って話すこともなく結婚してしまうのと同じである。

しかも、私が普通の個人投資家より強みがあるとすれば、3の決算報告書や決算短信の内容分析しかないのだ。この部分で、特にベンチャー企業の経年の決算実績と事業戦略をみれば、自分も何度も事業計画書を書き、実績を報告してきた身なので、だいたいは次の決算が読めるのだ。

私は、今、企業の決算報告の情報を収集をする業務をしている。最初は、なんで役員がこんなことまでしなければならないんだと、いやいややっていたのだ。これがとてつもなく大変だがそれ以上に結構面白いのだ。

そして、その決算報告書で納得できた企業実際投資してみたのだ。結果は、元金400万円投資して、3ヶ月半で50万円プラスだ。

しかし、実はそれ以上の結果がでている。実は、コロナショックの3月中旬まで、僕は三菱UFJ、日産自動車、JT、オリックス、日本郵政、モーニングスター、ブリジストンなどの大型株にフルポジションで投資していたのだが、大底で170万円程含み損を抱えた。ただ、リーマン・ショック時に同じような経験をしているので、持ち続けようかと迷ったのだが、3月下旬にインフラファンドの200万円分を残し、220万円程の保有株をすべて損切りした。損失は80万円くらいだった。

そこからは、全く名前も聞いたことがないような銘柄を中心に、自分で決算報告書を読み納得の行くものだけを100株づつ小分けに買った行った。80万円の損失を取り戻すのは時間がかからなかった。なんと緊急事態宣言前後には、既に損失をすべて取り戻し、その後も上昇、現時点で50万円含み益がある。

現在は、株式が少しバブル気味なので、また必ず20〜30%の含み損を抱える日が来るのは覚悟できている。しかし、今度はすべての銘柄を100づつしか保有していないので、調整時に調整に耐性の強いもの、反発力があるものだけを買い増していく予定である。

自分で決算報告書、社長のバックグラウンドまで目をとおしているので、殆どの銘柄は調整は絶好の買い時だと思っている。業績の良い、またはビジネスモデルに競争力のある小型成長株は、売上や営業利益の成長性も実は大型株よりずっと安定している。しかし、機関投資家が入ってきていないので、日経平均が大きく調整するとビビリの個人投資家が投げ売って極端に株価が安値放置されるのだ。そんなことは、株式投資を30年近くやっていたのに、雑誌やニュースで見ても、全く理解していなかった。

これからも毎月、投資元本を少しづつ増やしていく予定だが、1年後に調子が良ければ貯金や債権をもっと投資に回そうと思っている。

リーマン・ショック時の保有銘柄は、とんとんで売却してしまったが、我慢して保有していれば、あんなにぱっとしない銘柄ばかりだったのに、実は5倍以上になっていた。また、リーマンショック時から10年間で株価が10倍以上になった銘柄は東証上場銘柄約3700のうち700、つまり20%くらいあるらしい。

それを考えると、決算報告書や決算短信を読み込み、四半期決算ごとにチェックを怠らなければ、かなり控えめに考えても今後3年で投資資産を倍以上にすることはそれほど難しいことではないと思う。

生活防衛的に株価投資するのなら、高配当株だろと言われそうだが、実はこれは大間違いなのである。私も何十年も勘違いして来た。実は生活防衛的にやるからこそ、小型成長分散投資なのだと今は確信している。無論、株価が安定し、高配当なインフラファンドなども保有している。しかし、今後のメインは小型成長株にしようと思っている。

本音は5年で資産10倍を目指しているのだが(^^)

プッシュ通知を

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)