断薬後571日目 2時間睡眠

自然入眠成功! 24時に就寝、2時頃に入眠し4時に覚醒し8時まで横になっていた。リラックスもできているし、脳も体もある程度休まっている。肩はまだ硬直しているが、食欲もまあまああるし、気分も悪くない。やはり、リポスミンも我慢して飲んでいない方が自然入眠には良いらしい。絶不眠が4日続いたが、それでもハイになることはなかったし、心も体もある程度休まった。リポスミンを服用しながらプチハイになる方がよほど身体はきつい。リポスミンはもう止めようと改めて思った。本当に頓服として使うのみにしよう。

札幌の天気は相変わらず悪く、湿気が多く曇天。気分は晴れない。

今日は、コメントによくある質問である、睡眠不足でうつ病気味だというコメントについての私の考えをまとめておきたい。

「不眠でうつ病になることはない」というのが私の結論だ。しかし、何度も断っておくが、これは私の経験上の話であって、一般論ではない。

不眠で気持ちが晴れず重たくなることはある。しかし、私が2年前に陥った「うつ状態」は精神的に落ち込むというようなレベルではなかった。悪霊か何かに身体と心が支配されているかのような感覚が24時間していた。末期がんの患者のように何も食べられず、水を飲んでも吐いてしまい、あらゆる面で体調が悪かった。当時は、私は不眠からうつ病になってしまったのだと医師の診断を信じていた。ネットで医師による不眠症の解説を読んでも同じようなことが書いてあった。当時の睡眠時間は1日3〜4時間で、週に2〜3日絶不眠があった。つまり、睡眠の状態は現在よりずっと良いのである。

断薬後は、最初の8ヶ月はほぼ絶不眠である。ブログを見てもらえばわかるが、最初の2ヶ月くらいは殆どアマゾンプライムやDAZNを観ていたので、横にもなっていない日もあった。医師の不眠についての解説をHP上で見ると、2週間以上眠れないと精神異常を生ずるか、悪い時は死ぬこともあるなどというデマを平気で書いている。その場に立ち会ってもいないのに、本やネットの情報、製薬会社から財政的支援を受けている論文をコピペして平気でそういうデマを医師という立場で解説してしまうのである。私もそういう情報を読んでいたので、ずっと眠れない状態が怖くて怖くて居ても立ってもいられず、夜中にテレビを観て気を紛らわしていたいのである。そして、1ヶ月が経ち、2ヶ月が経ち、

「あれ、全く眠れない。しかし、精神的には以前より落ち着いているし、便秘も治り、火照りも引いてきた。吐き気もしない。」

と気づいたのである。

そう、私の場合、うつ状態は不眠とは全く関係なかったのである。確かに、不眠が続くと、気は重くなる。しかし、そんなのはうつ病ではない。ましてや、絶不眠で死ぬことはないのだ。

それより、あのまま医師の指示に従って睡眠薬と向精神薬を服用し続けていたら、その種類と量がどんどん増えて行き、薬害不眠症+薬害うつ病が悪化して、自死に追い込まれただろうと思う。

不眠が続くとうつ病を併発するというのは医療の正しい手順なのである。それは、不眠自体がうつ病を併発するのではなく、不眠症と診断され処方される睡眠薬や向精神薬で不眠が悪化するだけではなく、うつ病にもなってしまうという意味なのである。

冷静に考えてみれば、不眠で通院するうちに、不眠がさらに悪化し、うつ病にまでなってしまうのは、やはりおかしい。すべてのきっかけは、精神科への通院だと気づかければならないのに。

私が離脱の劇症期で苦しんでいた時、なんとかまともな精神科に通いたいと思い、医院長が不眠症専門医の病院に電話したことがある。最初は、診察を予約できるような話だったのだが、看護師が折り返しで電話をくれて、私の症状や病歴を伝えると医院長が専門外だと言って断ってきたと伝えられた。「専門外?」、どうして不眠症専門なのに、眠れない患者で10年以上苦しんでいる患者が専門外なんだろうか?私は、助けてほしいと何度も頼んだが、受け入れてもらえなかった。その後、どん底に落とされた私は、医療に頼るすべを失い断薬を決断した。

その時は、どうしてあの医師が頑なに診察を断ったのか全く理解できなかった。当時は、なんて医療人として、責任感の無い無慈悲な医師なのだろうかと思った。しかし、今、考えるとあの医師は、私が薬害不眠症で終末期にあり、自分では手が負えないと判断したのだろうと思う。少しでも良心のある医者ならば、離脱の劇症期に、彼等の唯一の治療法である薬の多剤処方を続けたくはないだろうし、その患者が将来どうなるかは容易に想像できるだろうし、そんな患者には関わりたくないだろう。不眠症の専門医が不眠症の末梢期の患者を断る理由が最近になってわかってきたのである。

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断薬後571日目 2時間睡眠” への2件のフィードバック

  1. shinさん、こんにちは。
    今朝も眠れて良かったですね(^^)
    補助薬も手放せそうな流れで良かったです。また余程しんどい時は飲めばいいし。
    私もまあまあいい所まできましたが、ゆっくりでいいからお互いさらに回復をしていきたいものですね。
    今日も一日、日常?仕事?を楽しみましょう!

    1. 優さん、こんにちは😃

      いよいよ快方に向かってきた感じはします。

      これだけ重苦しコロナの自粛日常、仕事のプレッシャー、経済的不安などが重なっているのに、眠れるようになるとは、回復途中でいろいろなご意見をいただきましたが、結局、優さんやマサリンさん、さんせいさんなど同じ経験をした方以外の助言はやはり全然当たっていませんでした。

      同じ経験をされた方は、だいたい励ましの声をかけ具体的な解決方法を時間以外指摘しません。私も100%同意です。

      薬害不眠症は、薬害が抜け、そして、脳が修復し、脳の指令が身体の各部の動きを正しく稼働させるようになるまで治癒しないのだと思います。

      僕の場合、脳は治癒していても、脳からの指示で体温を下げたり、心拍数を下げたりする機能が部分的にしか治っていませんでした。しかし、ここに来て、体温が下がり、心拍数が下がり、眠れる環境が整ってきました。

      今日は札幌は、天気ぐいいです😊
      久しぶりに、仕事を休み、ホームセンターをぶらついてきます。^_^

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