離脱中の不病

離脱中の最大のパラドックスは、離脱症状以外には極端に病にならなくなったということだ。

風邪、インフルエンザ、腰痛、腹痛など以前は「しょうがない」と思っていた病や体調不良が減薬後は殆ど出ないのだ。一見、風邪と腰痛はなんの関係もないように思える。しかし、発症しなくなった時期が殆ど同じなのは何かの因果関係があるはずだ。

私の場合、常用離脱を経験し、減薬してから既に3年が経ったが、風邪、インフルエンザ、それに慢性持病であった腰痛が無くなった。離脱を経験した人は、風邪を引かなくなった原因を抵抗力がなくなり発熱できなくなったせいだという。しかし、腰痛が解消されたのは抵抗力とは関係がない。これは一体どうしてなのだろうか?

これは、まだ仮説だが私が何十年もの間、経験してきた風邪や体調不良は、すべて病院が原因だったのではないかと私は思っている。

私の場合、大きな持病は無いが、風邪は毎年1〜2回は引いていた。また、腰痛持ちでやはり毎年2〜3回は病院に行く。健康診断でよくない数値がでると、心配だったので、病院に行く。内科に行って、必要だかどうかわかない薬を常用薬として服用する。おそらく、トータルで平均年間5回〜10回は病院に行き、何らかの薬を服用していた。これらを減薬後は、すべて止めてしまった。減薬後に病院に行くのを止めたのは、精神的、肉体的に行くのが辛かったのと、何種類も薬を服用しているとどの作用や離脱で体調が悪いのかが判断できなくなってしまうからだ。そして、病院に行かなくなってからは離脱以外の病にはかからなくなったのだ(1ヶ月前にひどい湿疹があったか😅。あれは原因不明)。

薬というのは、血中濃度が2週間〜4週間は作用する程度に残るらしい。そして、完全に体内から消えるには数ヶ月かかると言われている。つまり、少なくとも1ヶ月くらいはその薬の毒素に身体は侵されているわけで、年間10回病院に通っていると、完全にドラックフリーな状態というのはざっくり2ヶ月しかなくなる。つまり1年中なんらかの薬が体内に残留しており、減薬前は、副作用も離脱も発症する可能性三昧だったのだ。

特に、風邪を引くと医者は7種類も8種類も薬を出す。そもそも、実は風邪に効く薬などないのだが、やたらと薬を処方する。ここでは、詳細は触れないが風邪を引いたあと1週間ほど具合が悪いのは、風邪そのもののせいではなく、医者が処方している薬の副作用なのだ。風邪薬については調べていないが、風邪薬ももしかしたら離脱もあるかもしれず、もし離脱があるとしたら2週間近く服用していたら、その後数ヶ月くらいは、はなんらかの不調があっても不思議ではない。風邪は服用期間が短いので、あまり離脱についての記事を見たことはないが、おそらく薬のからくりは、精神薬でも他の薬でもさほど変わらないはずである。

話を戻そう。私は、減薬後は殆ど病院に行かなくなった。最初は、意図して行かなくなったのではなくて、体力的に弱りすぎて行く気力も、体力もなかったのだ。そして、最初に気づいたのは風邪を引かないことである。会社では殆どの人が風邪やインフルエンザにかかっているのに、私は全く引かなかった。そればかりではなく、昼寝をトライしようと2〜3時間ソファーや寝室でダラダラしていたことがこの3〜4年、数えられないほどある。身体が火照るので、何も掛けないで寝転がっているのだ。以前なら、風邪を引かなくても、すぐに喉が痛くなった。ところが、この数年、喉が痛くなった経験も殆どないのだ。

腰痛もなくなった。私は、20年前に羊蹄山に登って下山後のキャンプで、腰の激痛に襲われ病院に行くと、椎間板ヘルニアと診断された。それから、毎年のようにカイロプラクティクや整形外科に通っていた。ところが、これも減薬後からすっかり止まった。それどころか、2〜3年に一回必ず恒例行事のようにあるギックリ腰もなくなったのだ。おそらく、何かの薬に筋弛緩剤がはいっていて、離脱症状が断続的に出ていたのかもしれない。とにかく、減薬後からはパッタリと腰痛もなくなったのだ。

私は、よほどのことが無い限り、もう病院には行かないと思う。コロナのワクチンも摂取する気は全くない。病で死ぬのと、薬害で死ぬのとどちらを選択するかと言われれば、迷わず病で死ぬほうを選ぶと思う。その方が自然だと思う。

薬は白血病やガンなどの劇症性の病には絶対に必要である。しかし、生活習慣病や体調不良には必要ない。いや、少なくとも私には不要で、服用してはいけない毒薬だと思う。

薬害で苦しんで死んでも、医療業界が潤うだけで、自分にも家族にもなんの利もない。

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