不眠の辛さ

寝付きが悪い、よく眠れない、眠りが浅い、頻繁に覚醒する…….、睡眠障害には色々な種類がありますが、僕の不眠症はすべての要素を含んでいます。最悪なわけです。

私の場合、2011年から一度も居眠りをしたことがありません。一度もです。また、疲れれば眠れるだろうと思いジムで4時間運動し続けたり、往復14時間の登山に行ったりしましたが、体は疲れてもやはり眠れないのです。疲労したあとハイになって眠れない床は最悪な気分です。これは本当に恐怖です。

昨年は、会社を休ませてもらって2週間程全く眠らずに居たこともあります。だんだん、体の調子が悪くなってきたので、とうとう眠剤を飲んで無理矢理睡眠を取ったのですが、本当にひどい不眠症とは、何をしても全く眠れない病気なのです。おそらく、ずっと眠らなかったら死んでしまうんだろうなと思います。あまりに眠れない日が続くと、いっそうのこと死んだほうが楽かもしれないなどと考えたりもするようになってしまうのです。

不眠症は、ガンや白血病、外傷と違って周囲からはよくわかりませんし、理解してくれようともしません。殆どの人は、運動不足だとか、怠け癖くらいに思っているようです。理解を示す人もいますが、その多くは精神障害だと思っているようです。

私の場合、クリニックで血液検査をした結果、脳に問題があると診断されました。日本には症例が少なく、欧米ではクリエイティブな仕事に付く人に多く見られる不眠症だということでした。酷い時は、薬の乱用で死ぬこともあるそうです。今まで診てもらった医者は、ほとんど、普通の不眠症ですませるか、うつから来る不眠症だというみたてでした。たしかに、あまり眠れないとうつっぽくなるので、僕も自分がうつなのかと疑ったこともあります。しかし、どうかんがえても7年間のうち、落ち込んだのはこの2〜3年のみです。その前は、気分のバイオリズムはあっても、うつ病のような症状はありませんでした。もし、うつ状態であるとしたら、それは不眠から来るもので、それが原因ではないのです。

しかし、脳の問題だとしたら、それはよくなるのでしょうか?現在診察を受けているスリープクリニックでは、正しく診断されたという安心感とともの、「では、どうするのか?」、「本当に治癒できるのか?」という新たな不安も湧いてきます。しかし、少なくとも前進はしていると感じているので、可能性のあること、できることは、試してみようと思っています。

現在まで、一定期間でも効果があったもの:

1.眠剤から抗うつ剤、抗不安剤への変更

2. 睡眠時間短縮

3. ベッドマットレスを柔らかめに変更

現在は、2と3を実行中。

睡眠障害を一緒に治癒していきましょう!

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