断薬50日目 左肩が切れそう

絶不眠は59日目で永遠と続くように繰り返される。全く眠れる気配はない。しかし、昨夜はリラックスはできた。ただ、肩が切れそうに痛い。不眠は耐えられるが、肩の硬直は耐えられない。特に左肩がもうまっすぐに上がらず、24時間鈍痛があり、寝返りを打つと激痛が走る。両肩は24時間365日バキバキと音を立てている。これが過去2年間、不眠関連で最も辛い体調不良だ。

絶不眠は、表面上は定量的には悪化の一途を辿っている。今まで経験した絶不眠は、自分で判断して中止し、また睡眠薬を飲んで入眠していたので、1日→2日→5日間→7日間しか経験したことがなく、連続50日など想像だにしていなかった。不眠症情報サイトなどを見ると、一睡もせずに2週間以上起きていると死ぬか、精神的におかしくなるといった大嘘が平気で書いてあり、それをコピペしてリライトした情報が蔓延している。それを見て、不眠症患者はビビってしまうのだ。しかし、あんな情報は大嘘なので、信じないで欲しい。なぜなら、僕はもう既に50日間一睡もせず、いつもよりは休みがちだが、就労し続けている。今となっては、FFIの情報や実験なども本当なのかと疑っているくらいだ。それほど、不眠関係の研究や情報はデタラメが多い。

定量的には悪化しているのだが、絶不眠の状況は以前とは少し変化がある。特に、就寝して横になっている状態がベンゾの常用時とは全く違うのだ。絶不眠の状態をざっとまとめると以下のようになる。

絶不眠中の状態が常用中、現薬中、断薬後では明らかに違うのをまとめていて気づいた。常用時は、絶不眠に対する精神的なストレスが大きかった。そして、それに耐えられずに睡眠薬から足を洗えなかった。しかし、ベンゾを減らしていくと、その精神的ストレスは不思議にとれていくのである。

デパスを処方される時、必ず「不安を和らげ、身体をリラックスさせてくれる薬でずっと飲んでいても大丈夫です」というような大嘘を精神科医に言われた。しかし、あれは大嘘だ。

デパスは、不安と緊張を強め、結果的には最悪、自死に追い込む薬なのである。

私は、ベンゾ断薬後、肩の硬直と不眠は全く治っていない。いや、悪化している側面もある。しかし、断薬によって心の平穏だけは、どうやら取り戻せつつあるようだ。

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