ベンゾ障害になったら目的は薬を抜くことでなく損傷した神経システムの回復が目的

benzoinfojapan さんがTwitterを始められたらしい。benzoinfojapan.org は私が断薬を決意したきっかけだ。つぶやきの1つ1つは、ベンゾ患者にしか理解できない非常に重く、参考になるものが多い。

その中でも、字で表現されて改めてわかったことがある。断薬後の小康状態は、神経回復の途上なのだということだ。

私の場合、絶不眠状態が長すぎたので約半年で断薬を終わらせた。少し速すぎたのかもしれない。しかし、あの状態で睡眠時間がどんどん短くなり、続けるのは難しかった。そして、頭で理解しているものの、気持ち的にはなんで薬が抜けているのに離脱が続くといつでも思ってしまう。自分で、ブログで字にして薬が抜けても脳が損傷を受けているのだから離脱が発症するのはしょうがないと思いながらも、やはり「なぜ?」と思ってしまうのだ。

薬は抜けても、脳の損傷はまだ回復してないのだ。だから肩は硬直するし、絶不眠が続くのだ。断薬後の現状は、鎮静度に関しては、GABA受容体がベンゾによって増幅化されていないため、常用期より低いかもしれない。

また、つぶやきの中で「知っていれば怖くない」と言っているが、これは当たり前じゃないかと思いつつ、実は一番大切だ。例えば、減薬後に常用時より離脱がひどくなることがあり、回復までには1〜1.5年以上はかかるなどの信頼できる情報があれば、辛さを耐えることができる。回復期の症状の変化やより戻しがあることも、その原因がわかっていれば耐えられる。しかし、そういう情報がないとなんでだろうと考え、自分は回復していない、場合によっては悪化しているのではないかと心配になってしまう。

  • ゆっくりした減薬が必ず断薬し完全回復できることを知っていれば怖くないこと
  • 減薬の目的は薬を抜くことでなく損傷した神経システムの回復

この2つは重要なメッセージだ。

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