断薬後370日目 絶不眠

昨夜は24時就寝、8時に起床。絶不眠だったが、リラックスは出来た。しかし、全く食欲がない。便通は問題無い。脈拍数は、70、58。

健常者の場合、眠れない夜でも3時頃に強烈な睡魔が襲い、そこで物音などがして眠れなくても、起きなければいけない朝方になると自然と眠ってしまう。ところが、ベンゾに脳を破壊されてしまった薬害不眠症患者は、夜がふける程、目が冴え、朝になっても覚醒してしまうばかりで、疲れも眠気も感じない。以前は、この事実を受け止めることができず、怯えてばかりいた。世界中で自分だけがこんな悲惨な状態なのではないか?、もしかするとFFIなのではないか?などと考え、鬱々とした日々を送っていたのを思い出す。

しかし、2週間眠らないと精神的におかしくなり、死に至ることもあるなどという、医療方面からの記事は大嘘である。私は、絶不眠でDAZNを見ながら1ヶ月でも、2ヶ月でも一睡もしないで居られる。しかも、これは私だけではない。私のように、断薬後1年過ぎても絶不眠状態の人間は、日本でも、世界でも、さすがに見たことがない。Benzobuddyでも1年以上絶不眠を続けている人はとうとう見つからなかった。しかし、私は通常時の6割くらいの稼働率でまだ生きている。

また、FFIについても最近、私は本当にそんな病気があるのかと疑っている。FFIも精神科が作った病気で、患者は入眠するために処方された多量の睡眠薬や安定剤で死んだのではないのか。以前、FFIで死んだ患者の動画を見たことがあるが、死ぬ寸前の数日間の映像は、私が経験したアカシジアの状態だった。断薬してからは常用期よりよほど、不眠は悪化し、最初の5ヶ月間は睡眠はほぼ0だった。肩の硬直も酷かった。しかし、睡眠薬の常用期のように精神的におかしくなりそうになったり、アカシジアになったりすることは一度もなかった。

医師がよく言う不眠でうつ病になったり、精神が不安定になるというのは、不眠が誘引するものではない。そんなのは、真っ赤なウソである。不眠でうつ病になるのは、睡眠薬や安定剤の離脱作用でうつ病になるのだ。

こんなことは、減薬・断薬経験により不眠症を克服した人は皆知っているのだが、睡眠薬を飲みながら不眠を克服しようとしている人は殆ど理解できず、どんどんどん底の状態に自分から入っていってしまうのである。

もし、このブログを読んでいる不眠症患者がいたら、どうして今のように眠れなくなってしまったのか?最近、どうして身体の調子が悪いのかをもう一度よく考えてもらいたい。不眠になると、身体の調子がいまいち悪くなるので、その延長で最近体調が悪いと思いがちなのだが、そうではないのだ。

不眠や体調不良の本当の正体は、睡眠薬そのものなのである。

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