不眠症解体新書 筋硬直痛

最初は、背中の強張りからの痛みだった。耐えられなくなったのは、2017年頃だったと記憶している。私は、腰痛持ちだったので、腰痛から痛みが転移したのだろうと思い、いつも3回ほど行くと痛みが和らぐカイロプラクティクの先生のところに行ったのだが、全く軽減する様子がなかった。だから、先生にお願いして、今度は針や灸をやってもらったのだが、半年経っても全く軽減しない。そのうち、だんだんと背中の上の方に痛みが移っていった。

その頃の私の考えでは、不眠が原因で背中が痛いのだろうと思っていた。なぜなら、睡眠薬によってよく眠れた日は、背中の痛みも軽減していたからである。しかし、1日経つとまた痛みが悪化するような気はしていた。なぜだろうとは、考えなかった。ひたすら不眠が原因だと考えていたし、医師もそう言っていた。

あまりにも痛いので、整形外科にも行った。すると、「脊柱側弯症」という適当な病名を付けられ湿布を出された。痛みが数週間軽減しないようであるなら、精密検査をしてみると言われて、これは別の違う病気にさせられ、薬漬けにされると直感して、通院するのをやめた。

2018年に睡眠薬が効かなくなり、向精神薬を服用したことがあった。その時、痛みは悪化し、今度は痛みが肩や首に転移した。そして、バキバキと乾いた音をたて、激痛が走るようになったのはその頃からである。しかし、その時も医師に話をすると、「デパスは筋弛緩剤で気分も和らげ、睡眠効果もあるので、飲み続けてください。」と言われた。デパスを飲むと2〜3時間は確かに筋弛緩効果を感じた。気持ちも和らぐのも確かだった。しかし、朝起きると、また肩が昨日より痛くなるような気がした。そして、デパスの量を増やし、日中も飲むようになった。

2018年1月に向精神薬の副作用に耐えられなくなって、向精神薬を自己判断で急減薬したことがある。この時、減薬と同時に肩や首の痛みが劇症化した。これで、なんとなく、これは薬が原因ではないかと気づいたのだった。しかし、どうして筋弛緩剤を飲むと筋肉が痛み、不安になるのか全く想像がつかなかった。

その後、向精神薬を急減薬する3ヶ月間、死の淵をさまよった。本当に何度、自殺しようと思ったか覚えていない。しかし、あの衝動さえも向精神薬や睡眠薬の離脱だったのだ。

その後、2018年7月28日に減薬を開始し、断薬を2019年1月11日に完了した。しかし、肩や首の硬直は、その後も1年半続いて、最近やっと少しだけ和らいでいる。

この数年間、筋硬直による痛みが傾向的に軽減したことはない。つまり、やはり、すべて睡眠薬、向精神薬の離脱だったのである。

副作用の多くは、薬を止めれば1〜2週間で軽減され、やがて解消する。しかし、睡眠薬の離脱は短くても数ヶ月、長い場合は3〜4年も続くそうだ。こんな薬を処方している精神科医は、自分の仕事に対するプライドや人間としての良心があるのだろうか?

もし、寝付きが悪かったり、よく眠れなかったりしても、絶対に精神科に近づかないほうが良い。そして、睡眠薬や向精神薬は頓服でも絶対、服用してはいけない。不眠症で一睡もできない日が1年続こうと、実は死ぬことなど無いし、気もおかしくならない。睡眠薬というのは、不眠を更に悪化させるだけではなく、それよりも、もっと恐ろしい離脱という様々な体調不良を引き起こすのだ。そして、常用離脱の行き着く果ては、身体のありとあらゆるパーツが機能不全を起こし、癌の末期症状の患者のようになる。

私は、断薬後、まだ2年目なので、この先も希望を捨てずに回復に努めようと思う。

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