断薬決意は2018年7月28日

2018年7月28日が僕が断薬を決意、実行した自分史の転換日である。あれからもうほぼ2年が経ってしまった。今、読むと感無量で、少し涙が出てくる。結論から言うと、断薬して本当に良かったし、断薬を決意できない人には断薬することを勧めたいと思う。1日も早く、精神科と睡眠薬、向精神薬の蟻地獄から抜け出し、薬の精神的、肉体的支配から解放される普通の感覚を取り戻してもらいたい。

私の今の状態はというと、レスタミンを服用しない日はほぼ毎日絶不眠で、肩の硬直も最悪期の3/10くらいのレベルでまだ痛い

読者の中には、こんな状態で断薬して本当に良かったのか?負け惜しみではないかと思われるだろう。

それでも、私は120%自信を持って断薬して良かったと確信を持って言える。

なぜなら、いくつか理由がある。

まず精神的に安定した。睡眠薬を長く服用していると、ストレス耐性が低く、不安と恐怖心が常時心を支配していた。ニュースで何か悪いことを見たり、仕事がうまくいかなくなると、すぐにうつ状態になる。これは、医師からは不眠が原因だと診断されていた。ところが、そんなことはない。私は、現在、1週間におそらく7〜8時間しか眠れていない。しかし、不安や恐怖などは全くない。ストレスは感じるが、打ち負かしたり、やり過ごしたりして、対処できる。

次に、大きいのは便秘や胃腸の調子だ。常用時は、常時便秘、軟便、食欲不振で医師にはやはり不眠と加齢が原因だと言われていた。しかし、現在は、毎日1回は便通があり、食欲もあったり、無かったりで時系列で見るとだんだん良くなっている。なにより、食事がおいしいのである。こんなことはベンゾ常用時は、向精神薬でも飲まない限りは無かった。

最後に、常用時に病院ではすべて睡眠や加齢が原因だとされていた、腰痛、吐き気、異常な火照り、ソワソワ感、ハイになる、ぐるぐる思考、うつ状態、頭皮脱毛、涙、視力急低下など20以上あった体調不良が完全に解消した。20年程悩んでいた不調がなんだったのかと思うほどである。

だから、絶不眠が残ろうと、肩の硬直が残ろうと、悪化する一途を辿りながら精神科にすがり、更に不眠も体調も悪化する悪循環からは完全に解放された。もう、精神科に行こうとも、ベンゾを服用したいとも全く思わない。つまり、僕のベンゾ依存症は終わったのだ。

睡眠薬を飲んで4時間眠っていても生きている心地がしなかったあの頃には2度と戻りたくない。今は眠れなくても、先はよくなると確信しているし、生きている喜びを感じることができる。これが重要なのだ。

6ヶ月前までは、3〜6ヶ月おきに、モーラステープをもらいに精神科に行っていた。しかし、湿布をもらいに行くのも精神科は嫌になってきた。

「精神科と睡眠薬の魔の無限ループ」からやっと解放された。

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断薬決意は2018年7月28日” への2件のフィードバック

  1. こんにちは。
    >ストレス耐性が低く、不安と恐怖心が常時心を支配していた。ニュースで何か悪いことを見たり、仕事がうまくいかなくなると、すぐにうつ状態になる。
    まさにこの通りですよね。服用期間中はまるで精神が末期ガン化したように非常に脆く不安定になってしました。
    しかも悪いことに心身が悪化していくのは自分があまり眠れないせいだと思い込んでしまい、更に薬が変わったり増えたりする地獄のループです。
    実際に体験した人でないと理解出来ないと思うのですが、本当に心身共に普通の感覚ではなくなってしまうのです。
    最悪期はお箸やトングを持つのでさえ難しく感じられるほど壊されていました。
    私は断薬から一年経ちましたが、私もshinさんと同じように精神科で薬を貰うのはもう二度と御免だと思っています。

    1. >私は断薬から一年経ちましたが、私もshinさんと同じように精神科で薬を貰うのはもう二度と御免だと思っています。

      そうですよね。通りすがりさんは、おそらく快方に向かっているとお見受けします。
      よかったですね〜(^^)

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