睡眠薬と不眠症

睡眠薬が効かなくなってきたと思ったら、このブログを読んで頭の片隅に記憶しておいて欲しい。

睡眠薬が効かなくなったのは、睡眠薬の効力がなくなったのではないし、不眠症が悪化したわけでもない。それは、睡眠薬自体があなたの脳の睡眠機能を破壊し、不眠を悪化させているのである。睡眠薬は、あなたの脳を少しづつ破壊していく。5年かけ、10年かけ、少しづつ破壊していき、最終的には睡眠薬をいくら飲んでも眠れなくなり、うつ状態になり、便秘になり、めまいがして、吐き気がし、全く食べられなくなり、身体が火照り、髪の毛が抜け、歯茎が腫れ、首や肩が硬直し、頭痛がし、まつ毛や眉毛が抜け、喉がガラガラになり、喉がつまり、ヒステリー球が発生し、動機がして、耳鳴りが起こり、最終的に死にたくなる。

本人は、睡眠不足で体調や精神状態が悪いのだと勘違いして、睡眠薬をODし少し眠れるようになっても、症状はますます酷くなっていく。

なぜなら、それらの体調はすべて睡眠薬が原因だからである。信じられないことに、睡眠薬は離脱という「身体の機能破壊に対抗しようとする人間の復元力」を暴走させ、過興奮、精神不安、筋肉硬直を進行させ筋肉、自律神経、循環器、三半規管、思考、味覚、平衡感覚、知覚をめちゃくちゃにしてしまうのである。

おそらく、睡眠薬を使ってまだ数時間でも眠れている人に、いくら説明をしてもわからない。明日眠れない恐怖と戦い断薬、減薬することは容易なことではない。実際、私も死の淵に行くまでは断薬を決意できなかった。

でも、断薬すれば2年かかろうと、3年かかろうと回復する希望があることだけは覚えておいて欲しい。そして、断薬は精神科ではできない。睡眠薬で不眠症を悪化させた犯人が断薬を手伝ってくれるほど世の中は甘くない。

断薬は自分で決断し、情報を集め、実行するしか方法はないのだ。

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