絶不眠で眠れない時にどうしていますか?

先日、絶不眠で眠れなくて辛い。眠れない時にどうしていますか?という主旨のご質問をいただきました。この主旨のご質問はおそらく20回は回答していると思いますが、やはり絶不眠で悩んでいる方にとっては最も聞きたい質問なんだと思います。私もそうでしたから、十分理解しています。

詳細については過去のブログを参考にしていただくとして、回答から申し上げますと一睡も眠れないことを受け入れ上手に付き合っていくしか方法はありません。具体的に申し上げると:

  1. 一睡も眠れないことを諦める
  2. ベッドに横になりリラックスすることを学ぶ
  3. ハイになったら起き上がり、水を飲む
  4. 絶不眠の状態は1年単位で続き、5年、6年続くかもしれないと認識する
  5. とにかく、達成感のある作業をする
  6. なるべく、通常の生活を送る

これしかないです。

私の場合、断薬後8ヶ月ほぼ絶不眠でしたが、死ぬことはなく、発狂することもありませんでしたので、医者の脅しはすべて嘘だったと後からわかりました。2週間眠らないと精神状態がおかしくなるとか、死ぬとかいうのは嘘ですから安心してください。もし、精神状態がおかしくなったり、死んだりしたケースがあったとしたら、それは別のことが原因なのではないでしょうか。

私の場合、極度に酷い不眠症で断薬後3年経っても、まだ入眠後1〜3時間で起きてしまい、絶不眠も2週間に1回くらいはあります。しかし、殆どの方は酷いと言っても絶不眠が2〜3日続く程度で、絶不眠がなくなるのも断薬後1年以内くらいです。つまり、殆ど場合、1年耐えればどうにかなるのです。1年続くことを前提に、回復に希望を持ち、前向きに日常生活を生きることが最も重要です。眠れない夜は、とにかく、身体と頭を休めるためにベッドでじっとしていましょう。2ヶ月もすれば、眠らなくても昼間に動けるようになります。

「普通に起きて、仕事をして、リラックスしてベッドに入る。」このルーティングは結構重要なのです。話は変わりますが、私の会社のスタッフで生活がだらしない人がいます。彼は、身体は丈夫なのですが、少し体調が悪くなると土日は何もしないで、ずっと寝てばかりいます。そうすると、次の週、どこも悪くないのに体調がずっと悪いのです。

先月でしたか、その彼を体調が悪いと言われたのですが、無理やり週末に撮影するために外出させたことがあります。そうすると、週末も体調がよく、次の週も体調がすこぶるよかったのです。人間は、週末ダラダラしてしまうと、身体のリズムが狂い体調を壊すものです。彼の場合、ちょっと具合が悪いと15時間くらい眠り、その後も家の中でゴロゴロしているそうです。それでは、身体のリズムも狂うはずです。

私達も彼のぐうたらな生活から学ぶべきだと思います。たとえ絶不眠でも、極力、日常生活のリズムは守るべきなのです。確かに難しい。自分で言ってても、あの状態で日常生活を送るのは無理だと僕もよくしっています。ただ、努力はするべきです。例えば、朝に起き上がり家事や仕事をして、疲れたら少し横になればいいのです。ただ、横になるのを30分〜60分くらいにして、その後はまた身体を動かすのです。

これを何ヶ月、何年も繰り返していくうちに、きっと30分、1時間と眠れるようになる日がくるはずです。

眠れなかったら、無理をして眠ろうとせず眠れないことを受け入れ、日常生活が送れるように身体を慣らしていくことが絶不眠を克服する上で最も重要です。

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