睡眠薬に追い詰められて、ネットで断薬という最後の手段を知り、断薬を始めたのが2018年7月でした。その半年後の2019年1月に断薬を完了しました。それから、もう5年目になります。
今の状態は、ほぼ毎日1〜3時間は眠れていますが、やはりまだ1ヶ月に数日絶不眠が続くことがあります。肩の硬直もまだ治っていません。ただ、体調はすこぶる良好です。(^o^) 睡眠薬で5〜6時間眠れていたときより、ずっと体調はいいです。
驚いたのが体が若い頃よりずっと丈夫になったことです。若い時から体質だと思っていた虚弱症状が、実は薬のためだと最近になって気づきました。例えば、冷え、吐き気、風邪を引きやすいこと、軟便や下痢などこういうものなのだろうと半ばあきらめていた”体質”が実は体質ではなく、睡眠薬(もしかすると他の薬も関係しているのかもしれません)の離脱だったのだということが最近になって気づきました。
中でも、一番驚いたのが慢性の腰痛です。僕は椎間板ヘルニア持ちで20年前に登山に行った際に、痛くて1週間ほど立ち上がれなくなったことがあります。その頃から、毎年冬になると必ずといっていいほど腰痛になり、カイロプラクティクに年間何十回も通い続けていました。ところが、断薬し、絶不眠が8ヶ月ほど続いたあの一番辛かった時期に、「あれ、そういえば腰痛がない?」と気づいたのです。普通に、絶不眠になると背中や硬直し痛くなるのが普通です。確かに、違和感はあったのですが、覚悟していた劇症化することは全くありませんでした。ただ、その頃は辛さを感じる神経がすべて「 眠れないこと」に集中しているため痛さを感じないのだろうと思っていたのです。
ところが、それから既に4年間経ちますが、僕は一度もカイロプラクティクに行っていません。しかも、腰痛を感じることも殆どないのです。
そう、つまり過去20年以上冬は必ず悩まされた腰痛も実は離脱により腰や背中の硬直だったのです。椎間板ヘルニアは腰痛とは関係なかったのです。
僕はこの5年間、睡眠薬に限らず薬漬けにされるのが嫌で病院に行っていません。だから、睡眠薬はもちろんのこと、病院で処方される薬に体を蝕まれることが一切ないのです。これにより、睡眠薬系や病院で処方される他の薬の離脱から開放され、ずっと体質だと思っていた体調不良や虚弱症状からも開放されたのだと思います。
ブログでも何度か書きましたが、私の不眠症の酷さはかなり重症です。今でも1週間一睡もできず、毎日仕方なくDAZNやYoutubeを見て、そのまま起床するなんていうことが1年に数回あります。20年以上、睡眠薬を服用していたので、肩の硬直という最後の離脱症状もまだ残っています。しかし、2多くの離脱症状から解放され、体が丈夫になり、精神状態も良好で、今までになく健康です。断薬して本当に良かったと思います。
shinさん
ご無沙汰しています。
私も断薬の最終段階に来ています。shinさん同様最近では体力もついて、これまでのしんどさは、離脱症状だったとはっきり言う事が出来ます。長文になるので分けて書きますね〈(•ˇ‿ˇ•)-→
サマンさん
それはよかったですね。
離脱が長引くと、病気なのか、老化なのか、睡眠薬のせいなんだかよくわからなくなるんですよね。
しかも、良くなってくるのが1年単位でしかわからない。
でも自分で実感できるようになったのは本当によくなってるんですよ。
よかった、よかった。(^o^)
shinさんこんにちは!
以前コメントしましたjunと申します。
体調よくなられて本当に良かったですね!
20年も悩まされた腰痛が、断薬によって改善するんですね。
薬によって本来の原因が分からなくなってしまう事に、大きな問題を感じます。
向精神薬に限らず、他の医療の分野でも同じ事が言えるんでしょうね。
shinさんが病院に行かずに、健康になられた事が何よりの真実です。
私の方は断薬して1年7ヶ月が過ぎ、仕事に復職できるまで回復できました。
その間shinさんのブログに何度助けられた
事か。
心が折れそうになった時、心の支えになりました。
このブログを書き残してくださった事に
感謝しております。
私もこの先歯医者以外の病院には行きません(^^)
shinさんの今後のご活躍に期待しています。
ありがとうございました!
junさん
ありがとうございます。
いろいろ煽り系のブログが多い中、僕のブログはその時に感じたままを記録しています。
だから、その時感じたことが間違っていることもありますが、それも含めて回復過程のリアルだと思って読んでいただければ幸いです。
僕は多分ですが、 外傷性の目に見える疾患かコロナにでもならない限りもう医者には行かないと思います。
Bigmotorsが違法な保険詐欺などで問題になっていますが、医療業界はある意味医療保険詐欺として放置されているケースが不眠症治療、
精神治療の殆どだと思います。しかし、僕はその辺のことで騒ぐつもりはありません。医者も中古車屋と変わらないビジネスの一形態ですし、
もっと悪いのは市場の浄化作用が効かない点です。中古車屋も顧客に親身に車探しや修理をやってくれるところがあるように、医師でもそういう
方はいると思いますが、市場が機能していない分だけ数が少ないのでしょう。少なくとも私が転院した15ほどの病院で僕の不眠症をちゃんと診断し、
治療する意志を持った医師は皆無でした。これは、たぶん他の医療分野でも似たりよったりだと思います。
医療負担で財政が破綻しそうなら、政府も病院に行かないほど保険を減額するインセンティブを導入するべきなのに、そうしないのは行政の医療業界に
対する利益誘導のためです。ドイツなどは、医療費を抑制するような保険制度になっています。
その罠にひっかからないように、我々は気をつけなければなりませんね。