不眠症のきっかけと原因

僕は不眠症歴は1990年から30年近くになります。長いですよね〜。😅

この30年を大きくわけると、今の離脱を伴う薬害不眠症になってしまった「きっかけ」フェーズと「原因」フェーズの2つに分けることができると思っています。結論から言うと、睡眠薬を頓服している「きっかけ」フェーズで断薬することがひどい目にあわない秘訣です。通院し、睡眠薬を常用しているのは、回復フェーズではなく、実は不眠症を病として定着化させ、悪化させている「原因」フェーズなのだということをしっかり認識してください。

私の場合も、おそらく「きっかけ」フェーズのどこかで「睡眠薬は危険だ」と気が付き、睡眠薬を止めることができていれば、これほど長く苦しい思いはしなかったでしょう。

詳細は、Youtubeに上げる予定ですが、きっかけフェーズで頓服薬として眠れない時だけ睡眠薬を服用している人は、今すぐに常用離脱や反跳性不眠につていネットで調べ、減薬・断薬を検討した方が良いと思います。「きっかけ」フェーズなら、まだまだ間に合います。絶不眠や離脱症状で苦しむよりは、寝不足の方が何千倍もマシです。

自分がまだ「きっかけ」フェーズだと認識できる方法は、睡眠薬を服用しなかった時に次項が確認できることです。

  1. 睡眠薬なしで1時間でも眠れること
  2. うつ状態、筋肉の硬直、過緊張などが生じない
  3. 入眠時に手足がピクッとする

もし、上記の症状がなければ、それほど苦しまずに減薬・断薬できるかもしれません。

僕の推測では「きっかけ」フェーズでは、まだ自然入眠する力が身体の残された状態だと思います。睡眠薬で完全に脳が機能障害を起こす前に、睡眠薬を止め、脳の回復を待つのが得策です。

私の場合、2011年以降の「原因」フェーズで私は2〜3度、1週間ほど休暇を貰い睡眠薬を抜いたことがあります。当時は、まだ離脱のことも知らず、減薬・断薬の方法論も全く知りませんでした。だから、3種類程度服用していた睡眠薬、安定剤、筋弛緩剤などを一気に断薬しました。しかし、いづれの場合も絶不眠と離脱を発症し、耐えられずに4日目、5日目で断薬を断念しました。「原因」フェーズで睡眠薬を常用し、身体が睡眠と離脱のバランスを取ることを覚えてしまうと、断薬・減薬することは非情に難しくなります。

もし、貴方が睡眠薬を飲まなくても少しは眠れるし、飲まなくても体調を崩すようなことがなければ、すぐにでも減薬・断薬を検討した方が賢明です。

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