絶不眠を乗り越えるために何かを諦める覚悟

回復への道は険しいが出口は必ずある!

先日、Twitterで日常生活と絶不眠の治療、つまり減薬・断薬を両立できるかという相談がありました。病状や絶不眠に対する耐性の個体差もあるので、申し訳ないのですが、私にはわかりません。

ただ、絶不眠を乗り越えるのに重要なことの1つに何かを諦めるということがあります。私の場合、社会から断絶されるのが一番怖かったので、休みがちになりながらも就労させてもらいました。ただ、絶不眠と向き合いながら就労しても断薬後の最初の1年間はパフォーマンスは通常時の20〜30%です。2年目が50〜70%、3年目でやっと80%いくか行かないかです。この間、毎年のように役員報酬は下がり、4年間で年収は1/3になってしまいました。

しかし、私は収入は諦めました。とにかく、不眠が回復して、元気になるまでは、そのことに集中し、他のものは諦めよう。そういう自分なりの回復方針をたてました。また、会社から三行半を突きつけられてもあらがわず、最低限の収入を得ながら自分の力で行きていける準備をすることにしました。

そういった方針を立てると、回復と次の人生の準備で毎日が前向きになり、自然と回復力も上がってきました。

絶不眠を乗り越えるのは、正直かなりきついです。何も諦めずに、今までの生活を続けながら、眠らずに精神的、肉体的な回復を得られるわけがないのです。まず、そのことを認識するのが絶不眠を乗り越える上で最も重要なことなのです。

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