不眠症、酷暑と熱帯夜を乗り切る

暑いですね。言いたくないけど、本当に暑いです。札幌は例年なら8月はもう涼しいはずなんですが、この1週間は毎日33〜35℃が毎日続いており、1日20時間くらいクーラーつけています。札幌に来てから既に30年近くになりましたが、こんなに暑いのは初めてです。だいたい、北海道で35℃って異常ですよね。

不眠症患者にとって酷暑は辛いですよね。不眠症患者、特に睡眠薬の離脱による不眠の場合、ざっくり過緊張からくるもので体温が下がらなかったり、筋肉が硬直していて眠れないんです。だから、部屋の温度をある程度低くして、体を冷ましてやらないと眠れないんですよね。

よく、快眠サプリメントや快眠枕なんていう商品がありますが、あんなものは全くといって効果がありません。

僕の経験では、体を冷ますのが入眠するのに一番重要なことです。そして、何度もいろいろ試してわかったことがあります。それは、冷やしすぎても眠れないということです。結論から言うと、サクッと冷房し、一旦切って眠るということです。

それでは、僕が実践している効果のあった酷暑時の入眠方法です。まず、11時頃からシャワーを浴びます。シャワーは暑くても水ではだめです。少し熱いくらいの温度のシャワーが良いです。熱いシャワーは体を一時的に温めますが、その後はだんだん冷えていき涼しさを感じるようになります。

室温は冷房をMAXにして、25℃くらいまで下げます。僕のマンションは夜でも室温が29℃くらいあり、冷房しないと25℃まで温度が下がりません。そして、薄いタオルケット1枚で就寝します。冷房は3時間タイマーで2時か3時頃で切れるようにセットしておきます。僕のベットルームは6時になると朝日が入ってきて、遮熱カーテンをしていても室温が35℃くらまで上がってしまうので、6時にまた冷房を入れるようにしています。これが僕の熱帯夜の就寝法です。

ここでポイントは冷房をつけっぱなしにしないことです。体は一定の体温を保とうとするために、冷房をMAXにしてずっとつけていると体が体温をあげようとして、逆に体がほってってしまうのです。だから、僕は1〜3時間部屋を冷房するとその後は冷房を止めています。そうすると、体温は低いまま保たれ自然な入眠ができるのです。

不眠の原因は人によって違います。僕の場合、主要因は体内温度が高いことと、体の硬直です。これが、睡眠薬の離脱によって断薬後既に3年以上経っているのに治りません。だから、この状態に付き合いながら離脱が寛解していくのを待つしかありません。同じような原因で熱帯夜に眠りづらさを感じている方は、是非試してみてください。

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不眠症、酷暑と熱帯夜を乗り切る” への2件のフィードバック

  1. 私も適度な冷えが入眠しやすいと思います。
    だから寝る1時間位前に入浴して体温が下がるタイミングで眠気が来ますもんね⟵⁠(⁠๑⁠¯⁠◡⁠¯⁠๑⁠)

    1. サマンさん、こんにちは。

      そうですね、眠る前のぬるま湯入浴はいいですよね。
      熱すぎると、心拍数上がってかえって眠れなくなりますが。

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