サッカーとピザとデフレ

僕はサッカーを観るのが好きで、最近は海外から中島翔哉が帰国し浦和レッズに戻ってきたので、全く興味はなかったJリーグを観るようになった。日本でサッカーを観ようと思うと、依然は主な試合はテレビでやっていたが、最近はDAZNでないと観れない。DAZNはサッカーゲームをほぼ独占しており、DAZNに加入しないとJリーグは観れないのだ。DAZNができた頃は、ラ・リーガやリーグ・アンが見れて、たしか1980円だったので、安いと思って良い試合のある数ヶ月だけ加入していた。それが独占をいいことに、2度も値上げをして今は3700円もする。1ヶ月で3700円だと年間44400円だ。サッカー観るだけで1年間4万円以上もかかるのだ。海外の企業は、消費者の弱みに付け込み、どんどん値上げをしてくる。

サッカーを観る時、僕はピザを食べるのが好きだ。ピザを食べると、なんかサッカーをスタジアムで観ている感じがするのだ。ピザにもこだわりがある。ピザハット、ドミノピザ、ナポリの窯、AEONで買ったピザと試したが、ピザハットとドミノは、いわいるアメリカンピザだ。食べやすく、ボリューミーだがおいしくない。はっきり覚えていないが両方とも1人分の小さいのでも1700円程度だったのではないか。AEONのピザは300〜400円で安くていいのだが、生地もソースも全然駄目でザ・冷凍ピザという味だった。僕がこれはおいしいと気に入っていつも購入しているのは、ナポリの窯というピザ屋で、1人分だとMサイズで1800〜2200円近くと高いがおいしいので1ヶ月に2回くらいは頼んでいた。

ナポリの窯のピザを食べながらいつも思うのが、1人では少し多すぎること、そして値段が安ければ毎週頼むのになあということだった。6月から収入が激減したので、だんだんとAEONのピザを買ってきて自分で乾いたピザを食べることが多くなってきた。😂

このところ、強烈な物価高で庶民の可処分所得が減っている。それが原因なのか、ナポリの壁の前を通ってもいつものように軽自動車がせわしなく出入りしていない。「僕も行かなくなったから、みんなピザを食べる回数減ってるのかなあ」とナポリの窯の前を通りながら思った。

7月の猛暑中、調理熱を浴びるのが嫌になり、サッカーの日だったので、久しぶりにピザをナポリのアプリで注文した。

驚いた。

新しい「生活応援コーナー」というのが出来ており、見てみると1人サイズのピザがあった。しかも980円とこの店には無かった価格帯だ。宅配ピザの店に1000円以下の商品があるのを初めてみた。しかも、お持ち帰りは、なななんと 540円 なのだ。試しにオーダーすると、いつもの2000円のピザと味も変わらず、量もちょうどよいのだ。ナポリは家から近いのでお持ち帰りできる。

これはありがたい。AEONのピザとほとんど値段が変わらないし、量も丁度いい。サイドにミニポチという鳥の空揚げを頼んでも1000円にもならない。ということで、サッカーを見る時はほぼ生活応援ピザを頼むことにしている(^o^)。

しかし、安すぎないか?こんな安くて、人件費を賄えるのだろうか?ピザを梱包する箱代だけでも50円くらいしそうな立派な箱に入ってくるし、手拭きや辛味もついている。これでいくら利益があるのだろう。

Jリーグを観戦し、美味しいピザを食べながら、日本のデフレの原因がわかったような気がした。ここまで安くしなくてもいいのになあ〜。(^o^)

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