断薬後939日目 3時間よく眠れた

3日間絶不眠が続き、昨夜もなかなか入眠できなかったが3時過ぎにやっと眠れ、8時くらいに目を覚ました。

今日は天気が良く、温かく、気持ちが良い。

肩の硬直はまだ取れないが、気分はよく、食欲もある。朝は、昨日セブンで買ったスコーンを食べてみたが、イマイチだった。口の中の水分が持っていかれる部分だけスコーンという感じがしたが、アメリカで食べたスコーンとは全然違う。アメリカのハウスコーヒーショップの食べ物は30年前でもレベルが高かった。特にスコーンやビスケット、サンドイッチはおいしい。肝心のコーヒーはまずいんだけど…。

アメリカと言えば、最近、アジアヘイトがニュースになっている。おそらく、アジア人に対する人種差別は僕がいた30年前のほうが断然多かったと思う。しかし、あの頃のヘイトクライムは女性や高齢者は対象になっていなかった。また、ヒスパニックや黒人に対するヘイトクライムでおばあさんがボコボコに殴られたなどという話は聞いたことがない。

アメリカ人は弱い立場の人間を徹底的にさげすむ。しかし、おもてづらが良く、カッコつけなので、弱い立場のグループの中の本当に弱い人達を叩きのめすようなことはしない。人種差別が今よりも酷かったが、当時はそういう、人間として最低限のルールのようなものはあったと思う。また、白人も黒人もアジア人も、「いろいろあるが、やっぱりいろんな価値観がぶつかり合って作り出すアメリカの社会は面白いよね。」という共通の価値感が存在していた。

最近、米国に留学する日本人が激減しているという。何をガラパゴス化してんだよと老婆心ながら心配していたが、今のアメリカを見ていると行く必要がない気がする。

いくら金融とITが進んでいても、そこで暮らす人が安心で、幸せじゃなければ、意味がないのである。

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