不眠症の情報を収集して、「不眠症 ブログ」で検索すると検索結果で1位に出てくるページのタイトルである。
こんなサイトの情報を不眠患者が見て信じてしまうと思うと、やり切れない思いがする。しかも、このサイトにはこんなことも書いてある。
−治療では睡眠薬を使った薬物療法を行う
−睡眠薬は依存性が高いので少し心配という方が多い
−しかし、最近の薬はそのような副作用がないように改善されているので心配はない
ほんとうか?大嘘だろ!
副作用が無い薬などない。副作用が殆どない薬は短期的な睡眠効果も殆どない眠剤だと断言できる。そもそも、副作用が殆どない眠剤で治癒するような不眠であれば、精神科に通院する必要などない。
しかも、不眠症患者が最も苦しんでいるのは副作用ではなく、離脱症状だ。離脱症状については何も書かれていない。
こんな精神科はたくさんある。しかし、Googleの検索結果で1番上位に出てくるのが問題だ。「不眠症 ブログ」の検索で月間1000名位のユーザーが情報を検索し、1位のサイトを250名くらいの人が見る。このうち、何人がこんないい加減な情報を信じてしまうのだろうか?と心配になる。
いったい精神科に行って不眠症がよくなった人はこの世に存在するのだろうか?精神科の待合室に行って、周囲の人にそんなことは聞けない。しかし、私が通院していた精神科の客の顔ぶれは、何年経っても一向に変わらず、毎週のように新入りが常客に変わっていった。
また、ネットで不眠症を精神科を含めた病院で治してくれたという話を私は未だかって聞いたことがない。
「精神科で不眠症は悪化する病気」これこそ真実だ。
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