断薬18日目　絶不眠28日目　頭の締めつけ感

デパスとハルシオンを断薬してから18日が経った。

症状の報告をざっくりすると：

不眠：絶不眠28日目で快方の兆しなし、リラックス出来なくなってきた

肩の硬直：最悪期と変わらない

便秘：解消

その他：頭の締めつけ感が新たに発症

減薬をしてから離脱は、肩の硬直と便秘に集約されていったが、断薬をしてから便秘はほぼ解消されたと思う。肩の硬直は最初の2〜3日、急激に軽減したが、それから悪化し、殆ど治っていない。

土曜の夜から、就寝中にリラックスできず心臓がバクバクして、考え事をしてしまうようになった。そのため、起床時に頭の締めつけ感が生じるようになった。少しぼーっとしているくらいなら、僕の場合、水シャワーでどうにかなる。この時期の水シャワーはおそらく12〜3℃しかなく、かなり冷たい。ビリビリっとくるが、終わった後の爽快感が不眠のモヤモヤを吹き飛ばしてくれる。しかし、この2日間は水シャワーが効かない。頭方面の不調が出たのは久しぶりだが、この程度なら午前中に消えるだろう。

また、以前ほどではないが身体の火照りが戻ってきた。リラックス出来ている時は、朝方肌寒いのだがリラックスできていないと起床時も火照っている。今は一晩中火照っている感じだ。体温の調節がうまくできてないのだ。

便秘が殆ど治ったことを考えると、便秘の原因は副作用だった可能性が高い。離脱が原因の一部だとしても、少し便秘気味になる程度なのだろう。一方、不眠と肩の硬直は完全にGABA受容体の損傷が原因なのだと推察される。GABA受容体というのは、ざっくりリラックス機能だ。これが正常に作用しないと、疲れも感じないし、眠気も感じないので、自然入眠ができない。また、緊張が解けないので筋が萎縮・硬直して痛みを発するのである。もしそうだとすると、肩の硬直が解消するのと、自然に入眠できるのは、同じタイミングかもしれない。つまり、GABA受容体が復元し、身体がリラックスできる状態だ。

先週は、断薬後に期待していた脈拍数の低下が見られなかった。デパス減薬の場合は、2週間目から脈拍数の低下が見られたが、断薬後は既に3週間目だが全く脈拍数が低下しない。現在、ナイアシンを1500mg飲んでいる。ナイアシンは、脈拍数が10程度上昇させるので、これを水曜日まで止めてみようと思う。また、GABAやトリプトファンも水曜日まで止めてみる。ナイアシンを飲んでいると体温が高く保てるので、−5℃が常態化している冬の札幌で、服用を止めるのは少し怖い気もするが、昨年とは体調もかなり改善しているので、大丈夫だろう。

僕は今、絶不眠が1ヶ月近く続いているのに全く眠気を感じないことに焦っている。しかし、下記のように、当初の計画では自然入眠まで3ヶ月かかる計画を立てている。また、もし3ヶ月で自然入眠できなくても、今の状態はベンゾを常用しているときよりずっとマシだ。少なくとも、便秘の常態化や理由がよくわからない不安などは無い。

【不眠克服スケジュールの再調整】

1月12日　眠剤をすべて断薬（冬の減薬は厳しいが敢えて実行）

3月　自然入眠（断薬から2〜3ヶ月はかかると推測）

10月　３時間持続睡眠

2020年1月　５時間睡眠

地道に一歩一歩進んでいこう。昨年と症状が何も変わらないように感じるが、実はそんなことはない。昨年は、途切れ途切れで6時間眠れ、肩の硬直もこれほどではなかったが、便秘、低体温症、火照り、ふらつき、下痢、吐き気、ソワソワ感、めまい、不安、アカシジア、背中の痛みなど体調不良のオンパレードだった。それに比べれば、今の状態の方が10倍マシだ。

こんなしょうもない不眠症ブログを読んでくださっている読者の桃太郎さんから励ましの言葉を頂いた。とても嬉しかった。不眠や離脱の苦しみを共有している方からの励ましの言葉には本当に勇気づけられる。

朝起きて、昨日と何も変わっていない日が多すぎると本当に滅入る。そもそも眠っていないので、身体も心もリセットできない。そんな中でも、少しでもプラスの変化を感じ取って希望に変えていくしかない。