回復体験談がshinさんや他の方々の今後の治療の少しの励みにでもなればと思い書きます。
少し自分の中での整理しておこうという意味合いもありまして。
私は短期間かつ軽症ですが、特記としてはニトラゼパム、離脱は時間を置いて来ることが特徴でした。
1.病歴
明確には2018年9月北海道胆振東部地震の日。その数か月前からストレス?による難聴を患い、併発した耳鳴り、薬の副作用?により不眠。地震の起きた3時から明確に満足に眠れない。
2.処方薬(1から順に処方)
1.クロチアゼパム+ソルピデム(頓服)
2.ベルソムラ→自分には全く入眠効果なし
3.クエチアピン(セロクエル)+ルネスタ→効果を実感したが、徐々に夕方に焦燥感。危険を感じ変更してもらう
4.レンドルミン→眠れるが一向に中途、早朝覚醒改善しない
5.ニトラゼパム(最終)
2の危険を感じたきっかけに自分でも調べ、そのときにアシュトンマニュアルにも出会いました。早朝覚醒が強かったこともあり、断薬を見据えて長時間作用型に変更してもらう。
3.減薬期間
2019年2月~2019年5月
4.簡単な断薬後の回復経過
1か月程度で筋硬直がとれました。
1か月後発生した不眠後6~7時間眠れるようになりました。朝まで休息していれば翌日動くことはできることを知り、その後は中途覚醒しようが、気にならなくなったのが正直なところと思います。
5.主な離脱症状
不眠、耳鳴り、動けない程の倦怠感、体温・血圧高、逆流性食道炎、首、肩、腰の筋肉の痛み。常用量離脱はクエチアピンの焦燥感と思います。
6.不眠症時に疲れ、眠気はあったか?
疲れ、眠気は全く無く、心臓ドキドキ、体温も高い。覚醒という言葉そのもので、通常よりも頭の回転早く、ハイの状態だった。
断薬後の離脱不眠では気にせず日中ハードワークを貫き、4日目夜に寝落ちしました。4日程度でもかなり辛かった。
7.担当医は役にたったか。
飲み合わせの相談程度で直接的にはなかったと思います。ベンゾの恐ろしさの説明など全く無いのは、恐れさせないためか。
不眠は辛いから、まずは無理せずに薬を使っても眠れることと言われる。やめ方の説明などは無かったため、自分でネットで調べ、自分で減薬方法を決め、処方してもらった。
8.断薬しようと決めたきっかけ
1.2018年末に処方薬5の状態で服用前に寝落ちするようになり、調子にのって断薬。約10日後に離脱症状。離脱とは思わず病院で検査しまくる。安易に再服用してしまう。このときの離脱症状は就寝中の体温高、不眠、逆流性食道炎。
2.2019年2月にも同じ目にあい、このとき離脱と認識。離脱症状は動けないほどの倦怠感。
3.その後減薬開始。5月末断薬。
4.断薬後ちょうど1か月後、不眠始まる。1と2でタイムラグがあって不眠が来るのは覚悟はしていた。私の場合は連続4日不眠で落ちましたが、続いた期間は延べ2週程度。shinさんのブログの情報から、不眠状態でも仕事も飲み会もジムも続けた。
服用中はずっと謎の首、肩、腰の筋肉の痛みがあったため、ずっとベンゾのせいとは思っていた。減薬中は毒と知っていて飲まなければならないことが非常に辛かった。
9.減薬中、断薬中に一番つらかったこと
やっぱり一睡もできないのが一番辛い
10.断薬後の不眠はどれ位つづいたか
期間で2週間くらい、連続では4日連続が最高。他は酒を利用したりしてしのぎました。
4日でも相当な地獄。ルネスタには何度も手をだしそうになるも我慢。
11.断薬後どれくらいで6時間眠れるようになったか
2週の不眠後、その1週後くらい。
12.現在離脱症状はあるか
ほとんどない。
13.現在の睡眠状況
8時間もあれば、2時間の日もある。入眠はできるようになったので気にしていません。
14.不眠症に悩んでいる方にひとこと
薬源不眠はこのブログの通りだと思います。ベンゾという薬の完成度の低さ、漫然投与は問題です。いますぐ行動を。
不眠症へは情報、行動、忍耐が必要と学びました。そして自分の身は自分で考えることが重要です。少しの不眠でたった1年近くのベンゾ服用ですが、それで済んだのはこのブログをはじめ、諸先輩方の情報のおかげと思っています。
shinさん頑張って下さい。