味平 閉店なんて….。

なんと、近所の味平という馴染みの定食屋がいつの間にかコロナの影響で閉店してしまった。さっき、ジョギングで前を通りかけて、おばさんに挨拶して後で来るよと言おうと思ったら黄色い紙に、「コロナの為、閉店することにしました」という旨の張り紙がしてあった。

この店は地元では有名な名店で、グランドホテルのシェフの経歴を持つオヤジと元気の良い話好きなおばちゃんが2人で切り盛りしている洋食系定食屋だ。定食屋にしては、料金は少し高めで800〜1500円くらいだが、味はそこらのホテルなんかよりずっと美味しい。

私は離脱がひどく、底打ちをしていた時もここには通っていた。おそらく、当時はすべて食べられず1/3くらい残していたし、カウンターに座っても身体中が痛くてじっとしていられなかった。店の人は私の異常を気づいていたのだろうか。来る日も来る日も体調不良と精神不安に押しつぶされそうになりながら、私は1週間に1度の楽しみで味平に行っていた。家では殆ど食べることができなくても、味平に行けば、おかずとご飯半分くらいなら食べれる。そんな感じだった。私にしてみれば、不眠症の一番つらい時を支えてくれた台所なのだ。

体力的な問題で閉店したのか、それともコロナで客数が減り財政的にやっていけなくなったのだろうか。もともと週に2日間しか営業していなかったので、結構いつでも満席だったが、それでも売上は少し下がって赤字が続いていたのかもしれない。

味平には常連が多い。いや、多分殆ど常連だと思う。もし、財政的な問題なら常連が集まって支援できないものだろうか。コロナでこういう地元の良い店が閉店してしまうのは、本当に残念である。

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