睡眠改善薬の使い方

睡眠改善薬とは、市販の睡眠薬のことで病院で処方されるものよりも効き目は弱く、副作用や離脱も医師の処方薬より、マイルドです。しかし、副作用や離脱がマイルドなだけで長期服用は、やはり肉体的、精神的にダメージが残りますので原則服用しない方が良いと思います。

【レスタミンと同じ成分】

睡眠改善薬の成分は、風邪などの時に服用すると眠くなるレスタミンと同じものです。服用すると眠くなる副作用を利用し睡眠導入薬として市販しているわけです。レスタミンは睡眠改善薬としては市販されていませんが、同じ成分を配合した薬の中ではぶっちぎりで安価です。

ところが成分はレスタミンと他の睡眠改善薬とは同じはずなのですが、僕の場合レスタミンを使ってもあまり眠れませんでした。そこで、僕は「レポスミン」を使っていました。なぜ、有名なドリエルを使わないかと言うと、単にドリエルは同じ成分で値段が4〜5倍するからです。ドリエルとレポスミンの効き目は殆ど同じです。僕の場合、断薬後の回復期は永遠と続きましたのでドリエルを買っていたら財政的に持ちませんから…。😖

私の場合、睡眠改善薬は以下の目的で使いました。

  1. 精神科通院を止めるため
  2. 断薬後の8ヶ月の連続絶不眠を克服するため
  3. 断薬後後期の睡眠癖をつけるため

【睡眠導入剤の使い方】

睡眠導入剤も使い方のコツがあります。睡眠導入剤は最初は効いても、2週間でだんだんと効果がなくなります。僕は常用時は、処方された睡眠薬に加えて服用していたので、なんとなくその感覚はわかっていました。そして、処方量をそのまま連続服用していくと、一気に効果がなくなってしまいます。健常者でも、1ヶ月もするとだんだんとぐっすり眠れなくなり、3ヶ月もすると効かなくなってくると思います。私は、常用したことがないのでここからは想像ですが、おそらく、睡眠改善薬でも常用離脱を起こし、処方量をどんどん増やしていかないと眠れなくなることになるのだと思います。

睡眠薬で離脱の恐ろしさはわかっていたので、不眠症の先輩などのブログを拝見しながら、自分なりに以下のようなルールを作って服用していました。

  1. 処方量の半分以上は効果なくても服用しない(具体的には1/8〜1/4)
  2. 連続服用は2日まで
  3. 服用は1週間に最大4日まで

このルールを守りながら、量や回数を少しづつ減らして行きました。最初の半年くらいは、週に3〜4日服用していましたが、その後少しづつ頻度も量も減り、最近はほとんど服用せずに、眠れるようになりました。

【睡眠改善薬でも離脱はある】

睡眠改善薬でも肩の硬直や便秘などの離脱は発症します。

僕の場合、連用していないので、離脱といっても服用間離脱ですが、肩の硬直は結構強烈に発症します。おそらく、まだ肩の硬直が回復していなので、なおさら強く感じるのだと思いますが、服用翌日の夕方頃になると肩がちぎれそうに痛くなり、夜まで続きます。しかし、服用しないと肩の硬直は元の痛さに戻るのです。

また、睡眠改善薬を連用すると軽く便秘も起こします。睡眠改善薬を利用するようになってから、一度、絶不眠を繰り返すようになり1週間ほとんど睡眠改善薬を連用してしまったことがあります。その時に、軽い便秘が続き、食欲不振になりました。これはマズいと思い、辛かったのですが、睡眠改善薬を次の日から止めたのですが、翌日から便通が良くなりました。

【睡眠改善薬もなるべく服用しない方が良い】

僕のように絶不眠を1週間、2週間続けてしまい日常生活ができない場合は、仕方がないと思います。しかし、絶不眠が1日、2日ある程度なら、絶不眠を受け入れる方が得策です。。基本的には、睡眠改善薬を服用することはお勧めできません。

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