久しぶりに眠った。24時に就寝し、入眠したのは6時くらいだろうか、それから11時前眠ってしまった。身体が暖まったせいか、また首や腕がかゆくなりかいたせいで湿疹が赤くなってしまった。
身体の炎症も収まったせいか、リラックスがしやすい。耳鳴りも小さくなっている。
先々週の日曜からパーソナルトレーニングを始めようとしたのだが、湿疹で1週間空いてしまった。また、改めて明日からパーソナルトレーニングを始める。最初は、ゆるりと身体を動かし始めて、だんだん自宅でも筋トレをやろうと思っている。
今日は雨の予報だったが、昼からは晴れ間も出ているので天気が良いうちにジョギングをして知り合いのところでコーヒーでも飲んでこようと思う。
いつも病の話ばかりだとしんみりしてしまうので、たまには資産形成の話でもしよう。私、資産家でもなく、親からの遺産などもないので、自分で老後を賄う資産を形成しなければならない。多くの一般庶民と同じだ。僕は株式投資で、今まで成功したことがない。これには大きな理由が2つあり、1つは時期の問題、2つ目は不勉強だったことである。
1つ目は、あまりにもダメダメ投資家あるあるな理由なのだが、投資を始めたのは1997年のアジア通貨危機直前、再開したのが2000年のインターネット・バブル直前、そして最後の再開したのがリーマン・ショックの直前と、いつも暴落の直前だった。当時はなけなしの資産全額を暴落直前で殆どフルポジションで投資しており、暴落を経て殆どの優良株がバーゲンセールという投資機会に全く動けず、そのまま保有株を損切りして、資産の半分近くを失うという惨事を体験している。たぶん、8割方の日本の個人投資家はこの繰り返しだ。だから、日本は株式市場が全く成長しないのである。
次に、全く勉強せず、雑誌などに掲載されている高配当株や優良銘柄を購入していた。いや、正確には本や雑誌を読んでいたことで、勉強していたと錯覚したことである。これは日本人の知育的な学校教育が深く関係している。教科書を丸暗記すればテストで高得点が取れ優秀だという錯覚を投資においても実践してしまうのである。教科書や雑誌、本の知識というのは、出版された時点で既に古い知識である。考え方や思考パターンを参考にするのは良いかもしれないが、どうすれば儲かるかという問題解決の解は自分の頭で考えて、オリジナルな方法を作らなければプロやストリートスマートな個人投資家の強者が幅を効かせる株式相場で勝てるわけがないのだ。自分なりの勝ちパターンを実践の中で見つけ再現性のある投資手法として確立して、初めて勉強したことになることをこの年令で初めて知ったのである。
そして、今回は上記2つを改めたのだ。答えは簡単である。コロナショックが来ても投資を続け、自分で個別株を調査して、自分なりの勝ちパターンを学習し、実践し、駄目なら改良しているのだ。
それで、昨年5月から始めた投資結果はどうなったか?だいたいだが、投資総額は550万円くらい。
2019年5月〜2020年4月
550万円 → 400万円
年間配当:約10万円
2020年5月〜現在
400万円→650万円弱
9月までの配当: 約7万円
昨年5月から始めた株式投資だが、コロナショックで一時は150万円くらいマイナスになったが、コロナショック禍で投資戦略を180度変え、それからは殆どマイナスがなくなった。現在は、100万円程含み益があり、配当が月に1万円くらい入ってくる。投資というのは、常識が全く通じないことが今回初めてわかった。インターネット・バブル時やリーマン・ショック時には、暴落6ヶ月後の投資成績は散々だった。それでも、もし僕が3月で投資戦略を変更していなかったら、まだ投資元本の85〜90%くらいしか戻していないはずだ。
私は、年齢も年齢なので、投資は、なるべく保守的にリスクをなるべく取らないような投資戦略を3月までは取っていた。現在は、優良株と言われる安定している(と思われている株)は全体の1/3もなく、残りはグロース系の不安定株だけだ。グロース系の株は、1ヶ月で20〜30%は普通に上下するのだが、数ヶ月〜半年レベルでみると、実は安定している株より、パフォーマンスが良い。しかも、グロース系の株というのは、リーマンショックであろうと、東日本大震災であろうと、関係なく上昇するものが必ず50〜100銘柄はある。
おそらく、コロナ終息(2021年〜2022年初頭)と2023年の米国金融緩和終了の際に、株価は大きく調整するか、暴落する。その際は、株価が3〜5割くらい再び急落するだろう。それまでに、タネ銭を作り再投資できるようにしたい。今後半年間でもう少し投資金額を増やし、現在30くらいに分散させている投資対象も5〜10くらいに絞る予定だ。
僕は今の投資手法を昇華させ、生活に十分な資金を稼ぎ、週に3〜4日リアルな仕事をしたいと思っている。実現できるかどうかわからないが、今の生活を続けることは今回の湿疹で不可能だと思い知らされた。しかも、コロナ禍で失業対策や事業支援、社会福祉に金がかかり過ぎ、おそらく、どんどん税金が上がっていくはずだ。働けば働く程、税金は上がり苦しくなるばかりだろう。
もう、インターネットの仕事は飽きたし、不眠症にも良くないと思う。友人に、どうして9時、10時まで働いているのかとよく聞かれるが、私のような立場だと、事業がうまくいかない時は、際限なく仕事がある。自分の会社でもないのに、こんな働き方ができるのは40代までだと思う。10個やることがあって、10個終わったら今日は終わり。土日は休み。これが本来の仕事である。しかし、それを実現するにはある程度の経済的な余裕が必要である。だから、私は投資を続ける。不眠症が生活防衛手段として、投資を再開するきっかけになったのは確かだ。