減薬を始める際に、それまで通っていた精神科との付き合い方を悩みませんか?
自分の不眠や離脱の原因となった病院や医師に複雑な感情を抱いてしまい、通院しながら自己判断で減薬するのはかなり勇気が必要です。
僕の場合、話は聞いてくれる医師だったので、何度か相談したのですが以下のような頼りない返答だったので、相談をやめました。
「アッシュトンマニュアルはマユツバなんですよね。医学的には実証できていません。」
→医学的とは診断せずに処方薬を増薬、変薬するということなのか?意味がわからない。それとも、MRからの受け売りか?薬剤メーカーが処方薬を否定し、減薬法を提示するような見解するわけないだろ。
「減薬しながら5年間以上通院している人もいますので、効果ないんじゃないでしょう?」
→そりゃ、減薬の方法が悪いんじゃないの?
「肩の硬直などは離脱ではなく、不眠が原因じゃないでしょうか?」
→やっぱり、離脱のこと全然わかってない。
「離脱は薬を止めれば、軽減されるはずですよ」
→副作用と区別できていない
「確立した減薬方法は知りません」
→だめだこりゃ。
というわけで、私は自己判断で減薬を進め、精神科からは薬だけもらって、通院する際は「お陰さまで少しづつ回復しています。いつもの薬をおねがします。」を繰り返すことにしました。
ここまで来るのに心の葛藤が何度もありました。離脱で精神状態が極度に不安定になり、医師の前で涙がでてしまったこともありましたね。でも、精神科から心のチェックアウトを終えると、気持ちも体も急に楽になり、前に進む勇気が湧いてきました。
減薬する際に、一番悩むことは通院している精神科との付き合い方です。私の取った考え方を参考に、あなたの精神科からの離脱法を文字に起こし、実行してみてください。意外と簡単に精神科への依存を断ち切れるはずです。
中には、離脱と不眠が辛くて減薬をステイしたり、止めたり、以前より睡眠薬などの服用が増えたりする人もいるようです。しかし、それでもいいと思います。常用離脱を続けるようになると、薬の種類と量がどんどん増えていき、症状はどんどん悪化していきます。それを食い止められる唯一の手段は、患者の意志と試行錯誤です。ダメだったら、それはそれとして挑戦した自分自身を褒めてあげましょう。
減薬を諦めないで!