不眠症患者の方が不眠関連の情報を検索するときはBing(マイクロフフとの)を使うことを強くお勧めします。
Googleは3月の検索アルゴリズムアップデート改悪のため、医療関係、有名人、大手メディアなどの権力のある媒体しか検索結果上位に表示されなくなったからです。
特に健康、医療関連、我々に関係あるところでいうと「不眠症」や「うつ病」に関する関連語の検索結果は悲惨です。以前見て参考になったサイトをGoogleで探そうと思っても全くたどり着けなくなった方は多いと思います。
例えば、「不眠症」で検索しても有益なサイトが全くヒットせず、病院や医療関係、薬剤メ−カー、大手メディアなどの役にたたない情報を掲載したサイトしかヒットしません。そこで、有益なサイトを見つけ出そうと、少し踏み込んで「不眠症 ブログ」で一般患者の闘病記録を探そうとしてもGoogleでは全く探すことができません。
下記は、実際に「不眠症 ブログ」で検索した結果です。

検索上位10位の検索結果ですが、黄色でハイライトされたサイトは、医療関係、大手メディア、有名ブロガーなどのビジネスサイドのサイトで、しかも、同一人物の芸人のブログが3つも表示されています。一般の不眠症患者の有益なサイトは1つも表示されていません。
Googleの検索結果10位には、一般人の不眠症ブログは1つも検索結果としてヒットしません。検索上位10位は、ほぼビジネスサイドのサイトばかりなのです。
しかも不眠症の有益な情報は1つもありません。医療関係サイトや大手メディアが全く役立たないのは、皆さんご存知だと思いますが、有名ブロガーも正直ろくな情報ではありません。また、Googleの10位以下の検索結果も同じような傾向です。
有名ブロガーをすべて批判する意図はありませんが、彼等は、スポンサーがついており、彼等の日常は広告と深く結びついていますので注意が必要です。
「不眠症 ブログ」をBingで検索してみましょう。実は、僕もネットマーケターなのですが、Bingを殆ど使ったことがありません。実際検索して、どれほどGoogleが役に立たなくなったか実感しました。
下が「不眠症 ブログ」で検索したBingの検索結果です。黄色のハイライトが医療関係、大手メディア、有名人のサイトです。

Googleとは対象的に、Bingは、いわゆるビジネスサイドのサイトは1つしかヒットしませんでした。残りの9つのサイトは、個人のサイトであり不眠症などの闘病記録です。
当たり前ですが、これが検索のあるべき姿です。
僕のサイトも8位に表示されていますね。Bing、偉い!(^o^)
Googleは売上の殆どを占める検索広告の売上が徐々に下がってきており、検索のチューニングを行いなんとか売上を上げようと努力しています。その結果、本来あるべき検索の姿がどんどん改悪されています。一方、マイクロソフトの売上の柱は、クラウドビジネスであり検索は売上の柱ではありません。だから、売上を上げるために検索結果の精度を自ら下げることはしないでしょう。
不眠症、うつ病の検索は、しばらくBingを使ったほうが良さそうです。
不眠症患者には、不眠を克服した先輩患者や同時進行で闘病している仲間の闘病情報が生命線です。できれば、このブログの #拡散希望 をお願いいたします。
断薬.comもキーワード「断薬」で検索しても全然出ないですね。
bingではしっかり1位に出るのに
売上以外にもこういう事情もありそうですが
https://www.web-planners.net/blog/archives/000272.html
Googleも地に落ちたものです
Danさん、ご指摘感謝します(^^)
僕は20年近く検索を専門にしてきたのでもちろん知っています。
今回は市民生活に重要な金融、医療分野がターゲットにされたと言われています。
しかし、それはGoogleの見解であって、そんなめものを鵜呑みにできるほど、Googleはナイーブな存在ではなくなっています。以前は、エンジニア主体の会社でしたが今は経営者主体で、検索精度の番人的存在だったトップも既に辞めています。
金融、医療をターゲットににしたのも、広告売上、単価が最も高いものなのです。
人々の生活を守るなどと、正義を貫くようなことを言ってますが、そんなのは大嘘です。この2分野のチューニングをいじりだしたのは、アマゾンか広告に算入し、Googleの広告の成長が鈍化した直後なのです。
Googleの正義、本当に情けない話です。