丁寧に生きる
ということを僕はOkudaira BaseというYoutuberから3週間前に学びました。25才のナイーブなアーティスト(たぶん)に、本当に感謝している。
私の定義だが、丁寧に生きるとは、自分の生活(空間)と食を大切に生きることである。生活空間や食べることを中心に、生きるため最低限やらなければならないことがある。ざっくり上げると、食事を作り、食べ、洗い、洗濯し、掃除し、くつろぎ、風呂に入り、トイレに行き、眠る等だ。これらを少しづつ充実させることが丁寧に生きるということだ。究極の目標は、美味しく食べ、気持ちよく過ごすことなのだ。
よく考えてみると、僕は食も生活空間もおろそかにしていた。すべて、外出してテキトウに済まそうとしていた。しかし、本当に美味しいものを食べ、気持ちよく過ごすには、最も多くの時間を過ごす生活空間を整え、自分の健康に良いものを選び料理をして、食べるのが一番だ。
そして、そのことがより快適に暮らしたい、より美味しく食べたいという生への渇望になった。食材や道具に興味を持ち、その興味が行動範囲を広くしていく。そういう好循環が離脱の苦しみを軽減し、拷問のように長く辛い時間の経過を早めてくれた。
例を挙げると、最も変わったのが就寝前のナイトルーティンだ。私は、多くの不眠症患者と同様に22時前には就寝し、なるべく、7時に起き上がるようにしていた。しかし、9時間もの間、一睡もできないのに横になっているのはとても苦痛である。入眠できないと、脚や体勢が気になりリラックスできない、そのうちにグルグル思考が顔を出し、何も考えないようにすればするほど、いろいろ思考が巡りハイになってしまう。
しかし、丁寧に生きることを実践しだしてからは、やること、興味を持つもの、知りたいこと、欲しいものが増えた。だから、自宅に帰って食事を終えても、部屋の掃除や模様替えを少しづつ進め、必要なものをネットで探したり、Youtubeで使い方を観ていたりすると、すぐに時計の針が日を越してしまい、いつても就寝するのが1時〜2時になってしまう。
そうすると、不思議に眠気を感じるのだ。残念ながら、未だに絶不眠は続いていて入眠はできない。しかし、リラックスはできるようになった。
肩は相変わらずMaxレベルで痛い。しかし、以前のようにそれ程気にならなくなってきた。
絶不眠や肩の硬直が全く回復しないにも関わらず、楽しく毎日を送れるようになったのは、「丁寧に生きる」を実践したおかげだと思う。
Youtubeは、使いようによっては本当に有効な媒体だと改めて実感させられた。