1ヶ月前ほどからLineのオープンチャットを運営している。重度の不眠症を減薬という手段で、治療しようとしている人の応援と情報交換の場を提供するのが目的だ。
しかし、こちらの説明が足りなかったのか、他の依存症患者や様々な不眠レベルの方が14人ほど集まり、毎日いろいろチャットしている。
そこで改めてわかったことなのだが、あるステージまでは、不眠症を治すのに自分はもしかして、睡眠薬で治るかもしれないと思っている人がいることだ。
結論から言うが、「不眠症は睡眠薬で悪化することはあっても、治りはしない。」
何を隠そう、私も2013〜2017年くらいは、そういう淡い期待を持っていた。なんとなく、睡眠薬がもしかしたら悪いのではと疑うのだが、日常生活で睡眠不足になることが許容できず、睡眠薬を飲み続け、増薬し、変薬し、また増薬し、変約するようなことを繰り返していた。そでも、回復せず睡眠時間が減ると、この医者が駄目なのだと思い、別の医師のところに行ったが、症状は時間とともに、少しづつ悪化していった。
もし、不眠症を本当に治療したいなら、いかなる睡眠薬では不眠症を治療するということはないことを我々は認識しなければならない。睡眠薬は、常用すると半分以上の人は睡眠が悪化し、様々な体調不良を併発する。しかし、それは不眠が原因ではなく、睡眠薬自体が原因なのだ。
医師は、安全な睡眠薬としてマイスリーやベルソムラを処方しようとするかもしれない。しかし、それらも不眠を悪化させ、離脱症状を発症させるのは変わらない。ベンゾに比べると若干マイルドだというだけだ。また、本当に安全な睡眠薬は、睡眠効果がない、もともと効果のないものだ。
医師は、睡眠薬は危険なのでと前置きして、向精神薬を処方するかもしれない。精神科医がよくやる手口だ。向精神薬は、GABA受容体という睡眠機能は確かに損傷させない。しかし、セロトニン受容体など、GABA受容体とは別の鎮静機能に障害を与え、離脱症状もしっかり併発するのだ。
精神科で処方される薬で全く離脱がなく、効果のみあったものが1つある。それは、湿布である。精神科医に処方してもらっていいのは、湿布薬のみである。
既に、様々な睡眠薬や向精神薬を処方されて不眠も悪化し、体調も壊している患者は、症状の元を作った精神科医のところに、複雑な感情をいだきながら、暫く通わなければならない。しかし、医師に症状等の説明をして、意見を聞いても、新しい薬を処方され症状を複雑化、悪化させるだけだ。私は、10年近い通院中、何度も何度も同じ目にあった。だから、そういった間違いを読者には繰り返さないで欲しいと思っている。
もう一度言おう。
睡眠薬や向精神薬で不眠症が治ることはないのだ。
初めてコメントします。
不眠で10年以上処方睡眠薬を飲んでます。今年から離脱症状を発症、仕方なく昼間2回デパスで押さえていますが、離脱が強く社会生活もままなりません。
shinさんのブログどおり、医者は向精神薬を処方しはじめました。
私には睡眠薬の断薬は100%眠れないので無理ですが、shinさんの決意は驚きでもあり、出きるものなら、見習いたい、とはおもいますが、、
向精神薬薬はクエチアピン最低量わ半分に割って服用。でも疑問を持ちながらです。
又お邪魔します
suiさん、こんにちは。
私もsuiさんと同じような状態でしたよ。
皆同じようなものです。
自分がこれからどうなるかがある程度わかっているだけでも落ち着いて対処できるでしょうから
これから起こることをメモしておきますね。
まず、デパスは3ヶ月くらいたつと離脱が始まり、服用間離脱が酷くなり、首から肩にかけての
硬直が酷くなり、居ても立ってもいられなくなり、ODを繰り返すようになります。
くエアチアピンは、短期では入眠ができるようになりますが、こちらも3〜6ヶ月頃から効かなくなり、
処方量を増やして、副作用が酷くなり、日中もボーッとして1日中体調が悪くなります。
それでも睡眠を確保するために、処方量を最大量服用し、おそらく、他の向精神薬も服用するように
なるでしょう。
たまりかねた挙げ句に、ご自分で減薬を始めアカシジアに襲われ、そこから本当の戦いが始まります。
その時にはもう、絶不眠が怖くて断薬ができないなんていう考えはできないようになっています。
おそらく、日常生活を送りながら断薬するのは無理だと私は思います。ただ、自分がどうなるかがある程度
わかっていれば、心の準備ができます。私にはそういう情報もありませんでした。そこからでも、大丈夫ですから。
今は、情報収集をしながら、睡眠を確保するために、向精神薬を服用していてもいいと思います。