断薬後472日目 絶不眠

昨夜は24時に就寝し、8時に起床。絶不眠だったが、リラックスはできた。肩は痛いが昨日ほどではない。

今更改めて思うが、ベンゾというのはどれだけ毒薬なんだろうか?昨年、今頃、姉がわざわざ神奈川から来てくれた。断薬して2年で、まだ絶不眠で肩が痛くて上がらないなどと話をしながら、一緒に食事を作って楽しんだ。姉に会うのは5年ぶりだったし、2人で話したことなど、おそらく30年以上なかったので、少し照れくさかったが、本当に嬉しかった。

あれからもう1年経つ。しかし、絶不眠は殆ど回復しないし、肩も相変わらず痛い。ベンゾとういのは、いや医師が処方する睡眠薬はどれだけ人間の睡眠と体調にどれだけ悪影響を与えるのだろうか?これによって、何百万人の人が苦しめられているのだろうか?

よく考えると、私の父も生前ずっと睡眠薬を飲んでいた。亡くなる前はずっと睡眠を取れていなかったし、体調を崩し、最終的には機能不全という病院が使う便利な死因で亡くなった。しかし、今、考えると、あれは長年の睡眠薬で睡眠も、認知も、循環器も、精神状態もめちゃくちゃになっていたのでは無いかと思ってしまう。なぜなら、あの父の危篤状態は私が3年前に経験したベンゾの常用離脱後の底打ちにそっくりだからだ。

私が経験した3年前の底打ちは、希死念慮に取り憑かれ、アカシジアを発症していた時期にそっくりだった。あの時期は、私も認知機能や思考が著しく低下し、絶不眠が続き、精神状態も体調も末期癌患者のような症状だった。

底打ち期には、思考や認知機能が著しく落ち、家のローンや光熱費の支払をスマホで銀行に振り込むことができなかった。月末にそういう支払いがあるということを認識することもできないし、その方法すらわからないのである。信じられないかもしれないが、これは真実だ。もちろん、最もひどかった2〜3週間は、食事など摂れないし、水を飲んでも吐いてしまう。そんな状態が1ヶ月近く続いた。もう死ぬと思ったし、どちらかというと死なせてくれとも思った時期だった。

この底打ち時期には、会社に行くこともできないし、ネットなど見られない。ブログなどの文章を書くことなどできない。そんな気力も体力もないのだ。そもそも、文章を何度読んでも、本当にアカシジア状態の時は理解できない。そんな極限状態になるのだ。しかし、アカシジアで死ぬことはない。朝から晩まで苦痛と苦悩を抱えながら2〜4週間くらい、その状態が続く。だからこそ、生き地獄なのである。

あれから3年、まだ、絶不眠が続き、肩の硬直に悩まされている。

睡眠薬は、人生を台無しにしてしまう毒薬なのだ。

不眠で悩んでいる方は、絶対に睡眠薬を飲むべきではない。また、運悪く常用してしまっている人は、今日から減薬しよう。今日から始めても、回復するのは何年も先かもしれない。しかし、1秒でも早く睡眠薬や精神科への依存を絶ち、解放されるのが健康な生活を取り戻す唯一の方法である。

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