断薬後の離脱 消化器系障害

この2週間程、大したことはないのだがなんとなく胃腸の調子が悪く、よく考えてみると少し便秘ぎみ?かなあくらいの感じがする。また、口内炎が1週間程治らない。

いつもなら、ビタミンBと軟膏で2〜3日で治るのだが、悪化はしないが、良くならない感じだ。最近少し食べ過ぎなので、2日程度、雑炊などかなり軽い食事にしたが、あまり症状が良くならない。ただ、大したことがないので、普通に脂っこいものを食べたりしても、悪くはならない。

便秘も便通が無いわけではない。あるのだが便通のある時間がズレたり、あまり出なかったりするだけだ。便の状態も下痢をしているようなことはないのが、減薬中とは全く違うのだ。

このような消化器系のプチ障害状態は、断薬後2ヶ月に1〜2回くらいある。しかし、日常生活には全く支障がないし、こんなことは健常時もあっただろうという記憶から、問題にはしてこなかったし、ブログにも記録しなかった。

しかし、この症状が定期的に起こり症状の経過もよく似ているところを見ると、これも離脱症状なのではないかと思えてきたのだ。

しかし、常用時や減薬時の離脱と全く違うのは、そのタイミングだ。常用時、減薬時の胃腸不良は、不眠や肩の硬直、他の離脱と同期していた。しかし、断薬後のプチ消化器障害は、おそらく、睡眠や肩の硬直とは関係なく発症している。

ここからは、推論だがGABA受容体の変容に対して、消化器系の反応の方が睡眠や肩の硬直より早いのではないだろうか?断薬後も消化器系は2週間程度で症状が緩和し、解消した。しかし、肩や睡眠は殆ど変化がなかった。断薬後の消化器系の回復も実はまだ万全なのではないのかもしれない。そして、良くなったり、悪くなったりの波を繰り返しながら、少しづつ更に完全回復への最終目的地に向かっているのかもしれない。

これは、安静脈拍数の月単位の波動と非常によく似ている。下のグラフは、断薬後の安静脈拍数の推移だ。1月11日に向けてベンゾが0に近づくと安静脈数は80近くまで上昇し、そこから3月に向けて徐々に低下はしたものの、4月にかけてまた上昇し、半月間程最高レベルを続ける。そこから4月に入ると一気に安静脈拍数を下げ、上値が80前後だったのを70に切り下げ、最低値も70近前後だったのを64まで下げた。4月から下がってきた安静脈拍数だが、5月、6月に入ってからは最高値、最低値は殆ど変わらないが、68以下の低い値が多くなってきている。

おそらく、症状の回復も安静脈拍数の動きと同様に、痛さ、辛さの最高レベルが切り下げられる形で、且つ最低レベルの日が増えてくるイメージで回復に向かうのだろうと推測する。

そう考えると、この不調の先にはさらなる消化器系の回復があり、その先には不眠と肩の硬直の回復があるのだろうと期待ができる。

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断薬後の離脱 消化器系障害” への2件のフィードバック

  1. こんにちは。
    仰る通り健常者でも年に何度か胃腸の消化不良と言うのは経験するものですね。
    僕なんかは、年間を通して慢性的な不調と、食欲不振で数年間過ごして来ました。
    ほぼ間違いなく言えるのは睡眠薬・向精神薬の服用から始まったと断言していますし
    これはもう、仕方がないと今の自分に言い聞かせています。shinさんの脈拍データを見る限り
    理想の波形を維持していますし、これは断薬による成果と言えるでしょうし、
    僅かでも、順繰りと同時並行に回復して、肩の硬直も和らいで行くと思います。
    目に見えて回復のプロセスが少しずつでも進行中で何よりです。

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