断薬167日目 脈拍数急上昇

昨夜は、1時に就寝し、7時半に起床。絶不眠でリラックスもできなかった。肩が若干悪化。昨夜は身体が若干火照った。

脈拍数が急上昇している。安静72、最低が65と両方ともに異常に高い。安静が72と70以上になったのは1ヶ月ぶりだ。最低も高い。最近は58〜60だったのが一気に上がってしまった。アロチノールを最後に服用したのが、6/15なので離脱をしているのかもしれない。今回はアロチノールを服用せずに、落ち着くまで待ってみようと思う。

口内炎は治ったが、やはり若干胃腸障害が残り、食欲が無い。

話は変わるがTwitterのフォロワーさんから「睡眠薬が眠れなく原因なんですか?」とリツイートされた。フォロワーさんは、私がTwitterを始めた時には既にツイートしていた記憶があるし、つぶやきを拝見すると思慮深く、治療に専念しているように思えたので、そんなことは当然知っていると思っていたので少し驚いた。

しかし、わからないかもしれない。私など10年以上睡眠薬を飲んでいたが、睡眠薬が効かなくなっている感覚はあったが、不眠を悪化させているとは思わなかったし、まして背中や肩に激痛を走らせたり、身体を火照らせたり、慢性的な便秘になったり、最後には酷いうつ状態になったりするとは全く思わなかった。

そして、耐性という医師が頻繁に使う言葉を下のように理解して疑わなかった。

耐性 → 睡眠薬が効かなくなること

医者は、睡眠薬の効果が薄れると必ず、「耐性がついた」と説明する。しかし、耐性とは離脱のソフトな言い回しだと思っていい。医師の言葉の遊びに騙されてはならない。医学用語的には耐性と離脱は違うのかもしれない。しかし、患者にとっては、どちらも「眠れなくなる」ことなのである。ところが、この「眠れなく」なるのは、薬が効かなくなるのではなく、睡眠薬が睡眠作用を発現するGABA受容体を劣化させるからである。これが耐性=離脱の招待である。

患者の感覚では、では睡眠薬を服用中止すれば、GABA受容体は回復し眠れるようになるのではないかと思う。通常、薬の副作用は1〜2週間もすれば抜ける。だから、睡眠薬を止めてみて1〜2週間我慢してみる。すると、ますます眠れなくなり、酷い時は一睡もできない。そして、筋肉に激痛が走り、消化器障害を起こし、めまいがし、吐き気をもよおす。そうすると、睡眠薬を止めて眠れなかったために体調が悪くなったのだと勘違いするのだ。しかし、それらはGABA受容体が劣化しているところに、鎮静作用のある睡眠薬を急激に中止したために発症する禁断症状のようなものなのだ。

これが不眠症患者にはなかなかわからない。医師は絶対に睡眠薬が原因などとは言わないし、患者本人もなかなか気づかない。昨日、偶然友人からマイスリーのことを聞かれ、その怖さや、離脱の恐ろしさについて説明し、マイスリーを止めるように忠告したのだが、もっと効く薬を教えて欲しいと聞かれた。繰り返し、私がどれだけ苦しんだかを説明したのだが、全く聞く耳を持たなかった。完全に睡眠薬に精神依存してしまっている。そういう人には、どうやって説明しても残念だが伝わらないのだ。

不眠症で悩んでいる同士よ。早く気づいて欲しい。不眠悪化、体調不良、精神不良の原因は、睡眠薬なのだということを。

プッシュ通知を

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)