断薬164日目 中島翔哉

今日は、日本vsウルグアイ戦を観るために7時に起きる予定だった。昨晩、1時に就寝したが、相変わらず眠れない。肩の痛さはかなり引いたが、思考が止まらない。リラックスできない。このまま起きていようと思った7時、ゴロゴロして気づいたら8時半になっていた。おそらく30分程度意識が瞬断したようだ。

急いで起き上がりDAZNにログインすると左上のスコアが1vs1に見えた。老眼だし、朝は目が霞む。メガネもかけてないので、見間違えか、他の試合をクリックしてしまったのかと思った。チリ相手に全く手がでず0−4で負けたのだから、ウルグアイの今の実力だと0−5から0−7くらいで負けても全く不思議ではない。日本は、WCメンバーが2〜3人しかいない上、常連メンバーは中島、富安、柴崎くらいしか出場していないポンコツチームだ。できれば、5点取られても、6点取られてもいいから1点でも返して欲しい。そう願う試合だった。そういう気の緩みもあって、起きれなかったのかもしれなかった。

しかし、現実は違った。しかも、残り時間が5分程残っていたが、試合運びもウルグアイに全く負けていなかった。いや、日本の方が優勢だったかもしれなかった。スアレスやカバーニがいつものように勝ち誇っておらず、顔に少し悲壮感が漂っていた。

日本のメンバーを見ると、チリ戦と比べて更にパワーダウンしたメンバーに見えた。なんと、チリで唯一光っていた久保君を下げてしまって、得点してもイマイチ代表に残れない華のない右ウィング三好を使っている。少し希望を持てるのは、トップにWC代表の岡崎やキーパーの川島を使っていることだ。しかし、1点は三好が決めたらしい。本当か?ウルグアイは、1点取っているが、カバーニのシミュレーションだ。日本のDFはカタールみたいに抗議を殆どしない。あれは、100%ファールではない。しかし、そのファールからもらったPKをスアレスが決めた1点だけで、流れからの得点ではない。

後半も日本は強かった。ほぼ互角か、それ以上の戦いを見せ、また三好が2得点目を上げ勝ち越した。マジか?その後も、中島が何度も何度もドリブルで仕掛けて、見せ場を作り、ペナルティエリア内で膝で倒されたがこれはPKにはならなかった。なんで?あれは確実にPKだ。この判定はサッカーメディアの間で、カバー二の偽りのファールと合わせて、レフェリーの判定が正当ではないと問題になっている。今大会は必要以上にVARの判定が多いのに、なんで日本の時には使わないのかというわけだ。

2-1になってから、日本は勝ち点3を取りにいったのか、急に攻撃を止めてしまう。その後、ウルグアイは怒涛の攻撃をしかけてきて、1点取られ同点になってしまうも、その後は粘り強く日本が守り2−2の価値ある勝ち点1を獲得した。マジか?!あんなポンコツチームでもウルグアイに同点というか、どう見ても勝っていた。本当か?

試合の興奮も収まらないうちに、私は各メディアの反応をチェックした。やはり、世界のメディアが驚いていた。しかし、面白かったのは、中島の評価だ。日本メディアは殆ど、中島を叩いている。「この試合も無得点に終わり、相手に徹底的にマークされ3人、4人に囲まれているのに、そこをわざわざ突破しようとして、ボールをロストしていた、チリでも同じような場面ばあったにに、いい加減にしろ!」とこんな感じだ。しかし、海外のメディアは三好とともに中島を好意的に捉えている。特に中島は、どんな相手でも自分のスタイルを貫いて、見せ場を何度も作り、相手を翻弄していたと。

日本は、個性のある選手をすぐに潰そうとする。そして、他の選手のスキルや能力の平均値より+10%くらい高い選手に落ち着かせようとする論調になる。だから、メッシのような選手が生まれない。日本の選手は、皆、テクニック、戦術の理解力はあるので、同じような選手は要らない。日本に必要なのは、スーパ−な選手なのだ

日本のメディアは、つい1ヶ月前までは、中島をべた褒めしていたが、久保が出てきて相手に合わせる頭脳派プレーができると持ち上げるようになった。そして、中島はバカだ、ワンパターンだ、ドリブルしかないのか?、久保を見習えという論調になる。中島のような世界にドリブルで仕掛けられるような選手は日本にはいない。スタイルが近いのは乾だが、乾より中島の方が判断が早く、ドリブルのキレもいい。愚かなメディアや評論家を気にせずに、中島には個の力をどんどん伸ばしていって欲しい。

しかし、日本代表の試合運びはハリル体勢以前とは一変した。以前、日本代表はフリーキックかコーナーキックでしか得点できなかった。しかし、最近の得点は殆ど流れの中からの得点で、フリーキックやコーナーキックは殆ど無い。それどころか、フリーキックを貰うことすらあまりなくなってしまった。また、解説者が以前は、体格差の話ばかりしていて、日本が勝てない主要因はどうにもならない体格差だと言っていた。しかし、今の攻撃陣や中盤は小さい選手ばかりなのに、あまり体格差は話題にならない。あれは、いったい何だったのだろうか?それほど、日本のサッカーは攻撃ができるようになり、且つ流れの中から得点ができるようになったのだ。

その中心にいるのは、WCでは乾であり、今は中島だ。秋から始まるWCアジア予選、2022年のWCは中島のような個の力の強い選手が自分のスタイルを貫いて勝ち抜いていって欲しい。

と熱くなってしまったが、そんなコパ・アメリカの午前中だった。脈拍数は安静が69、最低が3時前後で58だ。安静が傾向的に少し高まってきている。また、胃腸の調子が久しぶりに悪い。食べ過ぎか、サプリメントを1週間程前から飲み始めたからかもしれない。

また、昨日夕方7時頃にとてつもなく眠くなった。もしかしたら昼寝ができるかもと1時間程挑戦したが、できなかったが、何度か意識が飛びそうになり身体がぴくっと動いた。良い兆候だと思う。

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